シューカツの悪夢
インターンシップという名のタダ働き
暗記科目に偏った一般常識
本音を書けないエントリーシート
適性試験は中学受験レベル
まるで別人の証明写真
基本的人権を無視する面接官
ポストに返却される履歴書
どうせ採用する気ないんだろ?
平凡な社会人にもなれないくらいなら
何のために大学があるんだか
いっそ人間をやめてしまいたい
スヌーズ三回目で起きた朝
思い出したのは灰色の学生時代
半熟の身体をスーツに包み
焦げたトーストを珈琲で流し込んだら
月曜日のブルースが始まる