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ラノベヒロインたちの決して負けられない戦い2

ツイッター始めたんでよかったらフォローしてください。

ヒロイン候補全員が思い思いの反応をしている。

これはヒドイ。

まさかヒロインに一番近いどころかもう結ばれていたとは。

絶望する者、狂喜するもの、立ち向かう者、苦悶する者、もはや収拾がつかない。

どうしようか呆然としていると、

「モブ君・・・ちょっといいかな?」

海澄さんが話しかけてきた。

「どうかしたんですか?」

そう返すと彼女は笑顔でこう言った。

「いやー、よくよく考えたらチ○コってどこで手に入るのかわからないからさ、君のチ○コ私にくれない?」

狂気

俺の頭の中にその言葉がパッと浮かんできた。

恋に狂った人間はこんな恐ろしいことを言えるのか。

「無理無理無理無理無理無理無理無理ですよ!!」

「えーいいじゃんー、どうせ今のとこ使う予定無いんでしょ?」

「そそそそそそ、そんなことないですよ!!!」

とてもヒドイことを言われた。

「大丈夫、大丈夫ちょっと素手で体から引き離すだけだから、ちょっと痛いだけだからね?お願い?」

「誰がそんな拷問許可すると思ってるんですか!?」

そんなやり取りをしていると、

「クック・・・フフ・・・」

かすかな笑い声が聞こえてきた。

誰が笑っているのかと思い、声の聞こえたほうを振り向くと

「フフッ・・・アハハハハ!」

野虎君が大笑いしていた。

「の、野虎君?」

俺が心配して声をかけると野虎君は笑顔で言った。

「嫌だなぁー、冗談に決まってるじゃないですかー」

「「「「はぁ?」」」」

ヒロイン全員が素っ頓狂な声を上げた。

それもそうだ、あの恥らう様子はとても演技には見えなかった。

しかし、

「いやー、すいません、皆さんいつまでも会議を始めるつもりが無いみたいだったのでちょっとおちょくっちゃいました、テヘ☆」

「「「「テヘ☆じゃねぇぇえええええええええええええええええええええ!!」」」」

激昂したヒロイン全員が野虎君へと殴りかかっていく。


収拾がつかなくなった会議の場を見て俺はただため息をつくことしかできなかった。




「じゃあ改めて会議を始めます・・・」

ヒロイン候補全員がボロボロになり、教室内が落ち着いた頃俺はそう言った。

「・・・チッ・・・」

誰かの舌打ちが聞こえたが気にしないでおこう。

「えー今回の議題は来週からうちの高校に転校してくる新しいヒロイン候補についてです。」

「はぁ!?また使い捨ての雑魚ヒロインが増えんのか!?」

「いい加減に・・・して欲しい・・・」

俺が言うとヒロインたちが即座に文句を垂れ始めた。

まぁそれも仕方ない、なぜなら・・・


「いやー、これで36人目かー!!増えたもんだな!ガハハ!!」

もう既に一クラス以上の人数がいるのだ。

学校の人間だけでなく、親戚の女子大学生、OLのお姉さん、友達の母親(未亡人)、軍隊の女隊長などそれはもう様々な人がヒロイン候補となっている。

「この前お兄ちゃんにちょっかい出そうとしてたのは確か・・・地底人でしたっけ?」

最近では天使、悪魔、人魚など人外ヒロインも増えている。

しかも全員カワイイというおまけつきだ。

「で、次はどんな人が来るんですか?」

野虎君が尋ねてきた。

「ええっと・・・次に来るヒロインなんですけどロシア人と日本人のハーフらしいです。」

全員がポカンとした。

そんな中ヒロイン達がポツポツとコメントをし始めた。

「えっ?いまさらハーフ設定?」

「なんか・・・急に地味になったね・・・」

「こりゃあすぐ消えるな!!」

「ちやほやされるのは最初のうちだけですね、よかったーお兄ちゃんはまだ私のものですね!!」

「みんな・・・そんなこと言ったらかわいそうだよ・・・」

と全員安心しきっている。

それもそうだ、ヒロインにとって個性とは競争を生き残るための大切な武器、そのインパクトが薄れてしまえば伊織の記憶にも残らなくなる。

しかも、最近では人外というとんでもなくインパクトが強いヒロインも増え、中途半端な個性では生き残ることもできないのだ。

今さら外国人ハーフキャラなんて相手にもならない・・・はずなのだが・・・

「えーこの新ヒロイン候補、実はそれだけではなくてですね」

「舐められたもんだぜ、今さらこんな雑魚キャラ出てきたところでこの幼馴染という圧倒的アドバンテージを持った私に敵うわけねぇんだよ!!」


「実は伊織の幼馴染設定があるみたいです。」

「ホゲエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!」


ドシャアアア!

なじみさんが突然奇声を発して倒れた。


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