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外食

 大物を倒した俺はソーレと一緒にレストランに来ていた


 レストランと言ってもかなり庶民向けの店でハードルはそれほど高くない


「ソーレ、似合ってるよ」


 ソーレは昨日買った品のいい白を基調とした服に身を包んでいる


「ありがとう、リヒトも似合ってるよ」


「そう?良かった」


 普段人に容姿を褒められる機会があまりない俺としてはお世辞でも嬉しいな


「注文決まった?」


「うん、パスタにする」


 二人とも注文が決まったタイミングでウェイターに伝えて待つ


「リヒトに伝えたいことがあるんだ」


「何?」


「これから私がしたいこと、今日一日改めて考えたんだ」


 ソーレの語気が強まる


「うん」


 俺は相槌を打つ


 にしても昨日の今日でよく人生を決められるな

 そういえばソーレは昔から何でも決めるのが速かったけ

 そこは変わってないんだな


「私……、冒険者になることにした」


 よりにもよって


「……冒険者か」


 危険な職業だが元貴族で魔力量の高いソーレなら十分活躍できる可能性は高いだろう

 だが、それでも危険な事には変わりない


「うん、今まで自由に暮らせなかった分冒険者として自由に暮らしたい……どうかな?」


「ソーレが決めたなら勿論、応援するよ」


 その選択を俺に止める権利はないからな

 まあ、心配はあるが


「ありがとう……、リヒトに頼みたいことがあるんだけど……」


 俺に頼み事?何だろう


「俺にできることなら最大限サポートさせてもらうよ」


「じゃあ、さ、リヒト……私と一緒にパーティー組んでくれる?」


 ソーレは申し訳なさそうに言う


「う~ん、」


 確かにそれなら危険はかなり回避できる

 俺は割と強くて近接戦が得意、ソーレは得に魔力が強い、長所を生かすとしたら遠距離から中距離向きだ


 なるほど、互いの痒い所に手が届くバランスのいいパーティーになりそうだ


「絶対、足手まといにはならないから……私、まだリヒト以外の人、怖くて、だからっ」


 沈黙を否定だと感じたのかソーレが矢継ぎ早に言葉を紡ぐ


「ああ、別に渋っていた訳じゃないんだ、むしろ一緒に組んで欲しいと思っていたよ」


「本当に?」


「勿論、」


「……やった!」


 ソーレは小さくガッツポーズを作った


 何気ない仕草も可愛いな


「明日、ギルドに登録に行こう」


「うんっ」



 運ばれた料理を堪能した俺たちは家に帰る




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正直に感じた気持ちでもちろん大丈夫です!



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