薄紅色の君へ。
漆黒の翼が舞い上がる
青々とした晴天のもと
白い裏地がクロスを描き
見つめていると桃色に染まる
桜色は もう見当たらず
むしろ 紅白が真新しい
橙色の路傍には
桃色の塊すら目立ちかけていた
ふと見上げると虹色に
七色の架け橋がかかっている
狐色に染まる頃 ──
ハナミズキが笑っていた
薄紅色の恍惚を浮かべている
三原色のシグナルは チカチカと混ざりあい
やがて緑色に統一されかねない
淀んだグレーが目に痛い
熟れた頬が真っ赤に染まっていた
漆黒の翼が舞い上がる
青々とした晴天のもと
白い裏地がクロスを描き
見つめていると桃色に染まる
桜色は もう見当たらず
むしろ 紅白が真新しい
橙色の路傍には
桃色の塊すら目立ちかけていた
ふと見上げると虹色に
七色の架け橋がかかっている
狐色に染まる頃 ──
ハナミズキが笑っていた
薄紅色の恍惚を浮かべている
三原色のシグナルは チカチカと混ざりあい
やがて緑色に統一されかねない
淀んだグレーが目に痛い
熟れた頬が真っ赤に染まっていた
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