表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

MY song

薄紅色の君へ。

作者: caem


 漆黒の翼が舞い上がる




 青々とした晴天のもと


 白い裏地がクロスを描き


 見つめていると桃色に染まる


 桜色は もう見当たらず


 むしろ 紅白が真新しい


 橙色の路傍には


 桃色の塊すら目立ちかけていた


 ふと見上げると虹色に


 七色の架け橋がかかっている


 狐色に染まる頃 ──




 ハナミズキが笑っていた




 薄紅色の恍惚を浮かべている


 三原色のシグナルは チカチカと混ざりあい


 やがて緑色に統一されかねない




 淀んだグレーが目に痛い




 熟れた頬が真っ赤に染まっていた


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ