2話 状況の整理
はわわ、小説書くのって難しいんだなぁ。(あほ)
不思議なことに、確実に死んだと思ったのだが、人間というのはそれなりに頑丈なのか、俺はピンピンしていた。
まぁそれは嘘で、自分は所謂転生トラックに轢かれて前居た世界とは違う世界に生まれ変わったらしい。
転生するということは、やはり簡単なことでは無いそうなのだが、生まれ変わる際、簡単な事なら転生後の環境や才能を望むことができるそうだ。
ただ生まれ変わる時に記憶は全て消えるそうなのだが、それは俺の望んだ内容に関連している。俺は2つの事を望んだ。
1つは記憶の受け継ぎ
もう1つは魔法の才能
転生する世界が剣と魔法のファンタジー世界だと聞いてから、ずっと魔法が使いたくてしょうがないのだ。
まぁ記憶の受け継ぎによって、俺は色々覚えているというわけだ。
ところで、
俺は今、ただ広いだけの草原に立っているのだが、既に視界にはゲームに出てくるような、まさにモンスターとしか呼びようのない異形の生物がいる。
勘が良すぎて気づいちゃった人もいるかも知れないが、俺は今、立つことが出来ている。どうやら自分は、転生したのにもかかわらず、前世と近い容姿で今ここにいるらしい。
少し驚いたが、俺が考えたところでどうにもならないので、とりあえずは人のいそうな場所を目指して進む事にした。