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●第3話

旧版の名残です

後で編集します

「魔力合計値が800に魔法クラスがlv3!?」


(はい)


「なに当然のごとく言ってるのよそれこそ英雄クラスじゃない!

 魔法クラスlv3なんて山一つ消し飛ばすくらいの魔力持ってる人の事を言うのよ?

 私が知ってる限り魔王ルシフェナしか居ないわよ」


(ではそのルシフェナさんくらいにはなってもらわないといけませんね

 ふくれてないで早くソフト選んでくださいレベル上がらないと

 【情報技術】の真価は見れませんよ)


「何が真価よ1ヶ月ず~っと触らされてるのにソフトの種類が増えるだけで

 全然代わり映えないじゃないブーブー」


(はいはい豚ちゃん貴方がゲームばかり選択してるからですよ

 もっと点数稼げるプログラムや演算ソフトとか選択すれば効率はいいのですよ?)


「そんな言われたとおりプログラム打ち込んだら5色の輪っかが出来たりとか

 何に使うのか意味解らないのもう選びたくないわよモーモー」


(今は使いみちが解らなくても実際に役に立つのですよ牛ちゃん)


「む~んじゃこの黄色い鳥が岩押して落とすのしようかな」


(はいそれでは200面突破頑張りましょ~)


---------------------------------------------------

「あ~またヤラれた…もうこのカニ、足早すぎ!」


(其処は先に赤い石の上に青い石を落として左下に降りてテリトリーを広げて…)


「だ~っも!うるさいっんなこと解ってたわよ」


昼も過ぎ夕刻に近づこうとする頃

父ワッグスと出かけてから食事する事も忘れヒップスとヤイヤイ言い合いながら

【PC-8801】に健闘するビルダとヒップス


部屋の外から『たふんったふんっ』っと何とも心地よいスライムが跳ねてるような音が近づいてくる


「は!っこの軽快な音は」


(えっ?)


脱兎のごとく部屋の入口に走っていき扉が開いたかとおもいきや

躊躇なく開いた扉の隙間にダイビングする


『ぽふんっ』


何とも言えぬ柔らかな音と共に衝撃が吸収されビルダが半分埋もれる

埋もれた顔何とかガバッとあげつつ


「ミロク兄様~♪いつ帰って来たのですか?ずっと待ってましたわよ」


そこにはドワーフにしてはやや背も高めで金髪でクリっとしたカールした毛先が可愛く

何とも言えぬハリがあり艶やかな柔肌をし膨よかでそして膨よかでそして膨よかで

懺悔すれば何でも許して頂ける菩薩の様に優しそうな笑顔をした人物が立っていた


「今さっきだよビルダただいま~

 倭国アフサカで将軍がまた性懲りもなく徳政令出してねダイル兄さんが取立に行っただろ?

 そのままだと戦争も置きかねないからねその後処理にしに行ってたんだよ

 久しぶりだからねチョット美味しい物食べてたら随分遅くなっちゃったナ~ハッハッハ」


「そうなのね無事帰ってきてくださって嬉しいですわ♪あ~久しぶりの兄様の感触たまりませんわ」


顔を胸に埋めながらスリスリ擦りつける


スリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリ…


---------------------------------------------------


ミロクはビルダの3番目の兄・三男であり祝福ギフトは『寵愛』


元々はただのデッ…膨よかではあったが祝福ギフトを得てからというもの


目に留まるだけで誰にでも可愛がられてしまう能力者になり


お店の前を通れば奢って貰い屋台を通れば手にいっぱいの串焼きを渡され


あれよあれよたわやかにプクプクとプクプクと可愛く成長されていかれました


夏はひっつけばヒンヤリ、冬はほんのりと暖房がわり


何とも言えぬ玉の肌をしたほっぺは国宝級


この『タプっ』っとした弾力はこの『タプっ』とした感触がもう病み『タプっ』つきにな『タプっ』り


『タプっタプっ』ほんと『タプっ』とま『タプっタプっ』止まら『タプっ』


『タプっタプっタプっタプっタプっタプっタプっタプっタプっタプっタプっタプっ………』


とまぁ…やめられないとまらない感触は何とかきりあげ


ワッグス商会取立屋ことダイルが借金踏み倒しを取立しミロクがアフターフォローするのは勿論


売り込み担当はミロクが受け持っている


ただ訪問するだけで有り金財産 はたいてでも買わしてしまう話術…口まわりはまさに営業の鏡である

---------------------------------------------------

「しばらくはお家に居ますの兄様?」


ひとしおスリスリに満足しホクホク顔で質問をする


「そうだね父様もさっき行き違いで出発したみたいだし当面はここに居るかな

 でどうだったんだいビルダの祝福ギフトは良き物を頂けたのかい~」


「うっそれはその…なんというか…」


散らかった部屋と口籠るビルダを見たミロクはそっと優しく頭の上に手を置き撫でる


「そうかそうか大変だったんだろうね

 食事にでも出かけようかその様子だと何にも食べてないんだろ~」


「もぅまた食べ物の話しばかり…」


『ぎゅ~~~~~っ』食べ物の話しをしたからかビルダのお腹が…もといミロクのお腹が鳴り響く


「そうですねご飯食べに出かけましょ

 久しぶりの地元のご飯でしょ?今日は私が奢ります」


「おぉっ気前がいいね、そうだね~倭国アフサカではお魚ばっかりだったから今日はお肉がいいな~」


「もぅ…少しお待ち下さいね着替えますから外でお待って下さい」

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