ホントノシアワセ
とりあえずまた詩の投稿です
今回はちょっと酸っぱめ
柑橘系の味がしそうな話ですw
いつか、あなたは私にこう言って笑った
「本当に幸せなことって、
本当に、心から大切な人のそばに、
いつまでもいれる事なんじゃないのかぁ」
あの時、あなたはどこか遠い遠いところでも見るような目で、
私の全然知らないところも見つめていた
「うん」
私はあの時、あなたが私の方を見てはないのを知っていた
「そうだね」
でも、私は確かにそう言ったし、心からそう思えた
─――そう、たとえあなたが私の想いに気付いてくれなくても
こっちを見てくれなくたって、私はそう思えた
もしかしたら、
あなたの隣にいるのは、
物語のヒロインなのかもしれない……
誰かの視界を何気なく横切る人間が貴方であった様に、
どこの誰にも物語がある……