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農大生にっき!  作者: 瑞使


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2/2

農大ってなにそれ?おいしいの?

まぁ、はい。紹介文の通り、農業系の小説です。

といっても農業知識ほぼなしの、ほぼ素人ですけどね。

暖かい目で見守っていただけたら嬉しいです。

それでは、どうぞ。

あと、一つだけ言わせてください。私は決して農大の回し者などではありませんよ?ほんとだよ?

春が近い季節、高校の職員室に呼び出されていた僕の頭のなかは真っ白になっていた。

「ダメだったか。それで、どうする。」

そう自分の担任に言われるが、何も考えることができない。

「他には、もう受けたところはないのか…」

そうパソコンを見ながらつぶやく。

「ん?確かここに…ああ、あったあった。こことかどうだ?」

そう促された僕は、考えてみます。と言って職員室をあとにする。

「はぁ。」

少し足早に自分の教室にまで戻り、席に着くとため息をつく。

そのあとの時間は、あまり覚えていないのだった。

~自宅にて~

帰宅後、僕は封筒を開けていた。

「そっかぁ。」

なんてことをつぶやいているのは封筒の中身の通知書を見たからだ。

のんきだと思うだろうが人は自分の理解の及ぶ範囲を超える出来事が起こるとこんなもんである。

要するに、一周まわって冷静になるということである。

「にしてもほんとにどうするか。」

これを延々と繰り返す。堂々巡りであるが、本人はいたって真面目である。

「とりあえず相談してみるかぁ。」

そういっておもむろにスマホを取り出して電話を掛ける。

「あ、こんにちは。今大丈夫ですか。」

『あぁ、久しぶり。どうしたの?』

「いやぁ、大学落ちまして。どうしようかと思って。」

なんか、電話の向こうが静かである。

『えぇ、まさかあそこに落ちたの?』

まぁ、自分もそう考えていた。

「まぁ、そうなんですよね。まさか自分もこんなことになるとは思わなかったです。」

『まぁ、だろうね。それで?それだけじゃないでしょ?』

「実は、今から受験できるところがないかと思いまして。どこかないですか?」

『ふむ。そういえば…』

そういうとなにやら電話の向こうでガサゴソしている。

『あぁ、あったあった。少し待ってね。ちょっとこれ見てみて。』

そう促されて、スマホの画面を見る。

「農業…大学校?なにこれ?」

見慣れない学校の名前に、僕は少し困惑する。それはそうだろう。農業大学校なんて今までの人生のなかで聞いたことがなかった。

『まぁ、だろうな。だけど、いいんじゃないかな。それに、農業のこと嫌いじゃないでしょ?』

嫌いじゃないよ…たしかに。けどさ、ほんとに知らないんだけど。ていうか、普通に暮らしてたら近くに住んでない限り知らないでしょ。いやまあ?もしかしたら自分が知ろうとしなかっただけで普通は知ってるものかもれないけどさ。

「それはいいとしてさ。受けれるの?ここ?今もう2月だよ?大体の学校はもう願書の締め切り期限過ぎてるでしょ。」

『まあまあ、とりあえず進路に困っているなら農大のことも視野に入れてみたらいいんじゃないかな。』

「分かりました。」

そういって会話は終わった。

~同日~

電話での会話の後、両親が帰宅していた。

「マジか…」

それが両親に全部を説明した後に、両親から出た最初の言葉だった。僕は何も言えなかったがそんな僕を見かねたのか母が話しかける。

「それで、どうするの?どこか今からでも願書を提出できるところはないの?」

そう母が言うのには理由があった。うちは兄弟が多く、自分の上に兄が2人、下に妹が1人いる。そんなもんだから進学するには条件があった。条件は非常にシンプルであり、進学をするのであれば県内のみということである。もちろん上の2人にもその条件が適用されていた。

「自分は補欠合格を期待するか他に探したい。」

「探したいって…今はもう2月だぞ。まだ、願書を出せるところなんてあるのか?」

「一応、あるにはある。農業大学校と吹上技専ってところがまだ受け付けているみたい。」

僕の言葉に、ふたりは少し難しい顔をしていた。

「この学校はどこにあるんだ?どんなところなんだ?」

「どっちも吹上にある。日程的には農大がC日程、技専がA日程なんだ。だから、受けるなら早く願書を出さないといけない。」

そう僕が言うとふたりは少し考えてから話し出す。

「お前が受けたいんだったら受ければいい。だが、最終的にどっちに行くのかはお前が自分でしっかりと考えて進学しなさい。取り敢えず、今日は早く寝なさい。」

そういうとふたりは普段通り自分のことをしはじめるのであった。

「どうすればいいんだろう。」

そんなことを自分の布団のなかで考えるのであった。

いつもお読みいただきありがとうございます。もし誤字脱字がございましたらお手数ですがコメントにてお教えいただければ幸いです。

またこの物語はフィクションでございます。決して間に受けてはいけません。またいかなる実在する組織、団体、国家等とは一切関係ございません。                           

                                 ~次回 二度目の受験です?~

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