表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/6

一日の終わり

戸を閉めるついでに、チラリと外を見ると少し朱色の空が染まっていた。もう直ぐ夕暮れのようだ。

「さてと、この子のことも決まったことだし、君のことも決めようか。もう日が傾いているよ」

(君は君で厄介なことになっているみたいだしね)

と、考えながら、探りをいれる。

「そうですね、今からでも、ホテル探すかな・・・」

(どうやら、決まってないようですね。)

「なら、ここに泊まってはどうです?」

「マジですか?いいんですか?しがない高校生ですよ?」

「いいですよ。ここで見放すと大楠の爺さんに叱られるので」

「それなら、お言葉に甘えて・・・でも、何も無しに泊めてもらうのは良くないので、何かさせてください!」

「うーん、そう言うのなら、部屋の掃除とか任せてもいいかな?」

「家事とかですか?」

「うん、任せたよ。」

と梵は歩き出そうとする。

「ちょ、どこに行くんですか?」

「どこって、部屋案内だよ?」

「そ、そうですよね」

九尾を抱きかかえたまま、トコトコと階段を上がっていく。いいなと思っていた三階は、予想通り、夕暮れと合間って廊下に差し込む日がとても心地よかった。すると、梵さんが立ち止まった。

「ここの三階は時々掃除してもらうけど、全く使ってないんだ。あ、一番左端の部屋だけは物置と化しているから、そこ以外はご自由に」

「なら、右端の部屋をお借りしますね」

こうして、一日が終わり、僕の不思議な眼鏡屋さんでの生活が始まった。

プロローグ終わりって感じかな?

自由気ままなので、投稿頻度上がったり下がったりします。ごめんなさい。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ