6話
面白い話が書きたい。
どうしたら書けるんだろうか。
今投稿してるこれは面白いのだろうか。
面白いとは。
5月27日。
深夜に色々あったから起きたのが昼だった。
昼ごはんを食べる。
で、食べたら武器とかを作る。
客が来る。
「コンコンさん、有名な霊能力者がこの街に来たみたいだよ。あ、あのおばあさんだ!」
霊能力者?そんなのがいるのか。
「あたしは霊能力者のばあさんだ。むむっ!?お主にはとてつもなくやばい悪霊がついておる!!除霊しなければお主もお主の妻も死ぬぞ!今なら10万エナガで除霊してやる!!さあ、払いなさい!」
うわ、これ多分詐欺だ。
有名な霊能力者が来たって言ってたお客さんもぐるか。
しかし、本当だったらどうする。
本当ならたった10万エナガで命が助かる。
どうしよう……。
「う、嘘でしょ?霊能力者なんて僕は信じてません」
「なに!?嘘じゃない!あたしは霊能力者だ!霊能力値は200ある!!」
「霊能力値ってなんですか?」
「霊能力値が高ければ高いほど悪霊を除霊する力が強いんじゃ。200あれば、利き手じゃない方の小指で悪霊が瞬殺できる!!」
「嘘ですよね?」
「ほう……いいのか?10万エナガ払えば命が助かるというのに……」
「どうしたのコンコン?」
「いや、霊能力者と名乗るこの人が除霊しないと僕もネンネも死んでしまうって言うんだ。それで除霊には10万エナガかかるんだって。」
「えー、嘘だと思うけど本当だったら大変なことになるね。払うしかないかなぁ……」
「どうした?」
「え、エフェファーさん!?嘘を見抜けるエフェファーさんじゃないですか!ちょうどよかった!実は僕が悪霊に取り憑かれてるって言われてるんですけどそれが本当かどうか確かめてくれませんか?」
「ああ、分かった」
確かめた結果、やっぱり嘘だった。
霊能力者ではなかった。
霊能力者を名乗ったばあさんは逃げ去った。
「ありがとうございました。エフェファーさん」
「いいってことよ。では!」
エフェファーさんは去っていった。
リルナーさんは修行している。
誰か来た。
「やあ、貴族勇者ザラーディアだ!知ってるよね。また一緒に来てくれないか?今回は魔王討伐ではなく、魔王軍序列5位討伐しに行こう!」
「なんで序列5位なんですか?」
「よく聞いてくれましたコンコンさん。なぜかというと魔王軍序列6位がリカリドさんに討伐されたとき号外が出てリカリドさん凄いって街の人がなったんだ!てことは、5位を倒してもザラーディアさん凄いってなるはずなんだ!!」
3位しか書いてなかったけど6位の時も号外出てました。
「へーそうなんだ。でも、僕とネンネはそんなに強くないし、序列5位とまともに戦えるのリルナーさんだけだと思うよ。」
「まあでもリルナーさんの友達のネンネさんとコンコンさんもついでに来てくれたらいいかなって思いましてね!」
「今回はいくらくれるんですか!また2億エナガくれるんですか!」
と金のことを聞こうとするリルナーさん。
「いや、お父さんにお金をリルナーさんたちに渡しすぎて怒られたから今回は1000万エナガしか出せないけどそれでも来てくれませんか?前2億エナガ渡したじゃないですか!それは今回の報酬も含めてたってことで、今回も来てください!お願いします!2億エナガは今後の分も含めた報酬ってことにしてください!また序列5位倒した後も1000万エナガで頼むかもしれません!お願いします!」
「どうするコンコンちゃん?私は行こうかな。ザラーディアさんには確かに2億エナガ貰ったし。」
「じゃあ僕も行きます。今回は魔王討伐じゃないから危険度が下がるでしょうし」
「コンコンが行くなら私も行くー!」
「ありがとうございます!では、行きましょう!」
「その前に仕事があるから明日の13時くらいからでもいいかな?」
12歳のテランカさんの杖を渡さなければいけない。
「分かりました。明日にまた来ます!」
ザラーディアさんは帰っていった。
修行をするリルナーさん。
「魔王軍序列5位くらい倒せないと!!」
リルナーさんは激しく修行してる。
「ねえ、コンコン。魚釣りってやったことある?」
「魚釣り?やったことないなぁ。」
「じゃあ川に行って魚釣りしにいこう!」
というわけで3人で近くの川に来た。
魚を釣ろうとする。
つりざおに日本語を書いたネンネ。
ちゃんと組み込まないと数日で日本語は消えるのだが、釣りは今日だけだから問題ないね。
日本語で「餌」と書いたネンネ。
そして、釣る。
ネンネは日本語により死にかけの弱った魚をいっぱい釣るのだ。
僕も普通に魚をいっぱい釣る。
いっぱい釣れた。
リルナーさんはあまり釣れなかった。
魚をさばいてくれる魚屋さんに行く。
そして、釣った魚を夜に食べるのだ。
「ネンネちゃんとコンコンちゃんが釣った魚おいしいなぁ。でも、ネンネちゃんの魚は日本語が混じっててちょっと気分が悪くなるというか……」
「魔法言語A使って日本語は弱めたんだけどなー。日本語を餌にしちゃダメだね!」
「日本語餌にしなくても僕はいっぱい釣れたけどね」
「私は小さいの1匹しか釣れなかったー」
「まあでも楽しかったね!」
ネンネが楽しかったと言ってるし、僕とリルナーさんも楽しかったのでした。
その後、風呂入って、寝るのでした。
おやすみなさい。
深夜
ぐっすり眠ってる僕たち。
しかし、敵感知魔法陣が反応して起きる。
「ひゃっはー!ひゃっはー!ひゃっはー!」
ひゃっはー!しか言わない人と合わせて5人の賞金首目当ての人たち。
リルナーさんが瞬殺した。
懸賞金目当ての人たちは警察に連れてかれるのだ。
「あーもう!夜は寝かせてよ!修行した後はぐっすり眠りたいんだよー!寝るのも修行なんだよー!」
リルナーさんは寝たいみたい。
僕も寝かせて欲しい。
ネンネも起こされて眠そう。
そして、寝るのだ。
おやすみなさい。
翌朝。5月28日。
朝に店を開けて、作った物を売っていく。
「ひょー!私は破壊拳法の勇者シーデリ!どんな盾でも破壊できる!この店で1番硬い盾を用意してくれ!買う!そして、コンコンさん、その盾を持っていてはくれないか?破壊をしよう!」
盾破壊するとかもったいないね。
盾をシーデリさんは購入したので僕は盾を構える。
「くらえ!破壊拳法!!盾壊し!!」
盾を殴った。すると、盾にほんのほんのすこーしだけ、ひびがはいった。たぶん。
「な、なぜ壊れない!いつもなら豪快に壊れるんだがな!」
この人が言ってることは本当なのだろうか。
分からないけど、勇者シーデリさんは去った。
ひびが入った盾はシーデリさんに返そうとしたが、いらないと言われたため、修復して違うお客さんに売った。
コーヒーをゆったり飲む僕とネンネ。
水を適度に飲みながら修行するリルナーさん。
敵感知魔法陣に反応。5人。
リルナーさんが瞬殺。警察が敵を連れていくのだった。
昼の12時。テランカさんが来た。
「コンコンさーん。私は最強美少女魔法少女のなんて名前でしたでしょう!!」
「テランカさん」
「正解!!私のこと覚えててくれたんですね!では、杖をください!」
杖の下の方に日本語で「魔法少女」と書いてる。
日本語がどう危険か改めて説明する。
「ふふん!この日本語の杖を扱って私はさらに強い魔法少女として活躍するんだー!まずは仲間を作らないと!仲間ー!仲間ー!」
テランカさんはうきうきで去った。
13時。ザラーディアさんが来た。
「皆さん、準備はできましたか?では、行きましょう!」
休業の張り紙をして、魔王軍序列5位討伐の旅に出るのだった。
でも、魔王軍序列5位倒せても、ちやほやされるのはザラーディアさんじゃなくてリルナーさんでは?って思う。
敵感知魔法陣を展開しながら進む。
「魔王軍序列5位の目撃情報が多いのはここから1ヶ月歩いたら着く場所です。往復2ヶ月の旅になると思いますが、頑張りましょう!」
2ヶ月か長いな。
魔物が現れる。
(作者は魔物に関する知識がないので、なんて種類の魔物なのかはあまり言いません)
魔物が現れるたびザラーディアさんはすぐにリルナーさんの後ろにいって、「ぶっ倒してやるー!」って叫ぶ。
ほとんどリルナーさんが魔物を倒す。
魔王軍序列90位〜93位の人が現れた!
リルナーさんが倒した。殺した。
「魔王軍のメンバーは人間じゃないし殺しても罪に問われないけど、少し罪悪感あるよね」
リルナーさんは優しいから魔王軍のメンバー殺すことに罪悪感をいだく。殺すけどね。
僕も少し抵抗あるね。
だって魔王軍の方たちは人の言葉を話すからね。
魔王軍序列89位が現れた。
リルナーさんにボコボコにされる。
「た、頼む!!殺さないでくれ!もう悪さはしないから!お願いだ!頼む!死にたくない!」
「じゃあ警察に引き渡す?一生牢屋から出られなくなると思うけど」
「それでもいい!頼む!」
ザラーディアさんが弱ってて助けをこう魔王軍序列89位の首をハネた。
「魔王軍は悪いやつだから、殺さないといけないでしょ!たぶんこいつは騙してリルナーさんをいきなり殺すつもりだったんだよ!」
「ああー……。」
固まるリルナーさん。
「魔王軍の一味は子供だろうとぶっ殺さなくてはいけない!それが勇者というものだ!」
「そうか……。」
「リルナーさん引いてません?」
「引いてない引いてない。ああ、確かにそうだなーって思ってただけです!」
「本当ですか?ネンネさんやコンコンさんは?」
「別に私は引いてないよー。ああ、そうだなーって思ってた」
「僕も」
「そうですか。まあいっか!魔王軍をどんどん倒しに行きましょう!」
魔王軍を倒す旅を続けるのだ。
1週間後6月4日。
魔物にでくわしながら、野宿したり街の宿に泊まったりで1週間が経過した。
街で昼ごはんを食べてる。
「魔王軍序列5位がいるとこまでまだ遠いですね。あっちから来てくれませんかね。」
ザラーディアさんがそう言った。
「魔王軍序列7位ならよく鍛冶商店に来てましたけどね」
と僕が言う。
「え!?7位がよく鍛冶商店に来てた?!なんでそれをはやく言ってくれないんですか!!7位でも殺したら号外が出て私がちやほやされることができたかもしれないじゃないですかー!!」
いや、魔王軍序列7位殺してちやほやされるのはリルナーさんだと思います。5位でも。
言わないけど。
「え、じゃあ戻りますか?鍛冶商店で待ってたら来ると思いますよ。魔王軍序列7位レッファが…」
と僕は言った。
「いや、ここまで来たし、冒険がしたい気分だから、魔王軍序列5位のとこまで行きましょう!!5位の方がちやほやされそうだし、お父さんとお母さんに褒められそうだし!」
ザラーディアさん……仲間3人共リルナーさんレベルの人を集めればいいのに。
なんで僕とネンネも連れていくんだろう。
「ねえ、コンコン、キスして」
とここで、僕とネンネがキスをする。
「へー、いいですね。私は金の力でですが、彼女よく作ってました!今は彼女がいません!そうだ!リルナーさん!私の彼女になってくれませんか!私は貴族だからお金いっぱいありますよ!」
「ごめんなさい!」
「ですよね!」
ザラーディアさんは笑った。
「やや!あなたは勇者パーティですか!強いですか?魔王軍序列12位ジェニファイを倒して欲しいのですが、強いですか?」
と、街の人に言われる。
「リルナーさん、倒しに行きましょう!」
倒したら街の人にちやほやされるだろうね。
街を半壊させたという12位。
というわけで魔王軍序列12位がよく来る場所へ。
1時間くらい修行しながら待ってると現れた。
「はっはっは!私はかっこいい男!魔王軍序列12位ジェニファイ!はぁ、私はかっこいい!」
「ふっふっふ、ジェニファイ!!街を半壊させやがって!私は貴族勇者ザラーディア!私があなたの命を奪ってみせる!」
「貴族勇者ザラーディア?聞いたことないな!勇者リカリドやゼルコを連れてこい!はっはっは!んん!?ちょっ待て!!そこにいるのは日本語研究者リルナー!!魔王軍序列7位レッファさんと互角に戦えると言われている!く、くそ、逃げる!!」
ジェニファイは逃げてしまった。
というわけで倒せなかったし、街に戻る。
「ジェニファイが逃げていったのか!?そんなに強いのか、ザラーディアさん!」
「まあな!!」
凄い笑ってるザラーディアさん。
ジェニファイを倒すまでここに滞在するつもりだ。
しかし、6月11日。1週間経ったがジェニファイが現れなかった。
「もう、私に恐れをなしてこの街を諦めたか!はっはっは!じゃあ、魔王軍序列5位を倒す旅に戻ろう!」
ザラーディアさんは笑っている。
というわけでこの街を去る。
魔物を倒しながら、進んでいく。
リルナーさんは魔王軍のみんなに危険人物として顔を覚えられてるみたいで、魔王軍のメンバーはリルナーさんを見ると逃げていく。
1週間が経過した。6月18日。魔王軍序列5位がでるというとこまで残り半分の道のり。
「ふっ、報告通りここにいたな!お前はリルナーだな!私は魔王軍序列2位のギナザス!!魔王軍の強敵となるであろうお前は、私が殺す!」
「序列2位だと!?リルナーさん、任せました!」
リルナーと魔王軍序列2位が戦う。
リルナーさんが劣勢。
「く、勝てそうにない!!私がここで戦ってる間に、みんな逃げて!!」
「そんな、リルナーさんはどうするんですか!」
「私はあとで逃げる!!」
「逃げましょう!コンコンさん、ネンネさん!」
ザラーディアさんが急いで逃げようとする。
「リルナー!絶対死んじゃダメだからね!」
「うん、分かってる!絶対逃げるから!」
もう勝てないと思ってるのか、あのリルナーさんが…。
そんなに序列2位は強いのか。
「ごめんなさい、逃げますリルナーさん!」
そう言って僕たちは逃げるのだった。
近くの街へ逃げてきた。
「くそ、リルナーさん。大丈夫だろうか」
「リルナーさんがいないなら、魔王軍序列5位は倒せないから帰りますか」
「ザラーディアさん。僕とネンネはリルナーさんが帰ってくるまで待ちます!」
「しかし、リルナーさんに待ち合わせ場所なんて伝えてないし、もし、死んでたら一生会えないのにずっと待つわけにも行かないでしょう……」
「でも、僕は3ヶ月ここで待ちます!」
「じゃあ私も待ちましょう!」
リルナーさん、生きて帰ってきてください……。
読んでくださりありがとうございました。