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4話

戦闘描写の書き方が分からない!

書けない!かっこいい戦いを!

5月23日。


朝ご飯をゆったり食べる。


誰かが来た。


「私は、ゼザナキア王に言われて、あなたたちを城に呼びに来たものだ。あなたたちには城に来てもらう!」


「なんで僕たちを王様が呼んでるんですか?」


「王は日本語に興味があるみたいだ」


というわけで城に向かうのだった。


お城には囚人服のアダポラさんもいた。



「私はゼザナキア8世、ゼザナキア王だ。日本語がどういうものかを知りたい」



と、言われたのでみんなで日本語がどういうものか説明する。



「なるほど、日本語のせいで嘔吐したり下手をすれば死んだりするのか。なるほどなるほど。」



「まあ僕たち死んだことないので気をつけていれば死なないと思います」



「それで日本語は色々な効果があるんだな!いやー日本語には可能性を感じるな!」


日本語に関心のある王でした。

日本語の説明をしただけで、特に何もなかったね。


僕たちは家に帰る。

日本語に関心のある王が懸賞金目当ての人たちから僕たちを守るための護衛でもつけて欲しいね。

無理か。


今日も今日とて包丁や剣、盾や鎧、鍛冶で作れる生活用品を売るのだ。


フライパンとかを売るのだ!



で、昼飯は自分で作ったフライパンで料理して、食べる。

今日は僕1人で昼ご飯を作った。


「んー!コンコンが作った昼ご飯美味しい!」


「コンコンちゃん料理美味いね。美味しい」


美味しいと言ってもらえたのでした。


昼ご飯食べ終えたところで、誰かがたずねてくる。

王様だ。護衛いっぱいいる。


「では、コンコン。日本語を帯びた剣を作ってくれないか?」


「日本語は危険ですよ。大丈夫ですか?」


「ああ、気をつける」


というわけで3日で日本語の帯びた剣を10本ほど作ることになるのでした。


鍛冶の仕事に励む僕。

修行をするリルナーさん。

僕を見つめるネンネ。


「ああ、コンコン愛しいよー!コンコンの狐耳とかほんとかわいい!コンコン最高!」


「ネンネの方がかわいくて仕方ないよ。僕の奥さんはかわいすぎる。大好き」


「コンコンちゃんとネンネちゃんはほんとラブラブだねー。喧嘩とかするの?」


「んー、ほとんどしないね。コンコンと喧嘩する理由がない!」


喧嘩しないのでした。



日本語研究中のネンネ。

「大好き♡」という日本語の文字を眺めている。


「これを使ってコンコンに大好きだけが伝わって、嘔吐とかしないようにできないかなー!」


「たぶんできないから、やめてね」


「そうかなー?リルナー、できないかなー?」


「頑張ればできる!日本語の可能性は無限大だからね!」


「よーし、頑張って大好きを日本語で嘔吐とかなしでいっぱい伝えられるよう頑張るぞー!」


なんで僕の妻は大好きを日本語で伝えたいのだろうか。


「なんで日本語で伝えたいんだよ。魔法言語Aで伝えたらいいじゃないか」


「日本語の研究者だから日本語で伝えたいんだよー!魔法言語Aでも伝えてあげる!「大好き♡」」


魔法言語Aの「大好き♡」が伝わりました。


「じゃあ僕も魔法言語Bで「大好き♡」」


魔法言語Bで「大好き♡」を伝えました。


「きゃあ!コンコンの「大好き♡」!嬉しい!コンコン、大好きだよ!」


「僕もネンネ大好きだよ!」


「何回も好き好き言い合うんだね。お二人さん。ラブラブだねー」


リルナーさんはうなずいてる。



作った武器や防具や道具を売っていく。


「ねえ、コンコンさん。この包丁切れ味がよすぎて怖いんだ。もっと切れにくい包丁を作ってくれないか?お金払うから」


「分かりました」


包丁を切れにくくした。


「これでどうです?」


「おお、この切れ味!ちょうどいい!ありがとう、コンコンさん!」


お客さんはお金を払い、満足して帰っていった。



コーヒーをゆったり飲む僕とネンネとリルナーさん。


「コーヒー飲んだし、修行するかな」


リルナーさんは修行をする。

どんどん強くなるんだろうね。


ネンネは相変わらず日本語の「大好き♡」を研究している。


僕はお客さんたちに作ったものを売っていくのだった。


夜になる。


3人で一緒に晩御飯を作る。

晩御飯は美味しかった。

そして、風呂に入って寝るのでした。

おやすみなさい。



次の日。5月24日。



朝飯を食べる。

そして修行するリルナーさん。

「大好き♡」の日本語を研究してるネンネ。

武器とかを作る僕。


お客さんが来る。


「おう、店主!お、俺と同じ獣人か?いや、ハーフか?」


狼の獣人のお客さんが来た。


「俺は今から魔物を討伐するクエストをクリアしにいくんだ!魔法言語Aのこもった剣をくれ!雷の剣を!」


雷の剣は元から作ったのがあったので、この人に売りました。


「じゃあな、狐耳の店主!いい剣をありがとうな!」


狼の獣人のお客さんが去る。



「ねえ、コンコン。「大好き♡」の剣を売ろうよ!魔法言語AとBと日本語の。」


「「大好き♡」って魔法言語にしたら威力とかないんじゃないかな?回復の剣になるでしょ?日本語だと日本語だから危険だし、どっちも売れないかなー」


「ええー?売りたかったなー」


日本語の武器防具は危険なので特注でしか売っていない。



「コンコン愛してるよ」


「ネンネ愛してる」


何回でも愛してることを伝えたい僕たち。



お客さんが来る。


「フライパンに穴があいちゃって、直してくれない?」


「了解しました。1時間かかりますがよろしいですか?」


「うんうん、全然いいよ。大事に使ってるフライパンだから1時間でいいよ。」


大事に使ってるのにこんなでかい穴があいたんだー……。


1時間後、フライパンは綺麗に直った。


「ありがとうございます、コンコンさん!」


「いや、お金もらうのにお礼なんかなくていいですよ。こちらこそありがとうございます」


修理代をもらうのでした。



「やー!やー!やー!やーー!!」


木刀を振り回しているリルナーさん。かっこいい。


「ねえ、コンコン。漫画って知ってる?」


漫画?この異世界に漫画があるのか?


「週刊少年シャンプーっていう漫画雑誌を買ってきたんだー!」


漫画雑誌だ。

異世界にも漫画あるのか。


日本で見た漫画雑誌とクオリティーが同じくらいだ。

へー、異世界転生した漫画家とか編集者でもいたのかな?

凄いクオリティーだ。


僕は漫画雑誌を読む。面白い。


「有名で人気の漫画家のうちの1人はこの街に住んでるみたいなんだ!会ってみたいね!会えないかなー!」


確かに会ってみたい。

多分会えないし会っても気付かない。


「私、修行の仕方を図書館で調べてきます!」


リルナーさんが図書館に行くらしいので、僕たちもついていくことにした。


図書館には漫画は置いていなかった。

日本と同じだな。


「修行の仕方を書いた凄い強かった英雄がいるらしいんだ!その人の修行を参考にするんだ!」


図書館で凄い強かった英雄が残した修行の仕方の本を借りたリルナーさんだった。

僕たちはついてきたけど、特に何も読まず、何も借りなかった。


修行をするリルナーさん。


敵感知魔法陣に反応があった。


「魔王軍序列6位のケデバナと互角に戦ったと言われるリルナーがここにいるのか。くっくっくっ、人間のフリして潜伏していたが、戦ってみたくなった!出てこいリルナー!魔王軍序列7位レッファがお前を殺してやる!」


リルナーさんと魔王軍序列7位が戦う。


激しく戦う。


リルナーさんの日本語で「倒す」と書かれた剣がレッファの頬をかする。


「がぁ!!かすったところが痛い!クソ、なんでこんなに痛いんだ!それに吐き気がする。ウッ」


レッファは嘔吐した。


「くっ、日本語か!くくく、日本語研究者だから日本語が扱えるか!さすがだぜリルナー!ぶっ殺す!」



レッファは剣で攻撃する。

リルナーの剣とレッファの剣がぶつかる。

レッファの剣はおそらく魔法言語が組み込まれている。

闇の魔法言語だろうか。


リルナーとレッファはいい勝負してる。


リルナーの方がうわてに見える。


「くっ、このままでは負ける!引くか!」


レッファは退散した。

レッファは人間のフリして潜伏していたということは、変装が得意だろうから、警察に捕まることはないのかと思われる。


「くっ、魔王軍序列7位程度にこれじゃあ、ダメだ!もっと強くならなくては!」


リルナーさんは修行に励む。


通行人が話しにくる。


「ああ、コンコンさん、リルナーさんと魔王軍序列7位が戦ってたんだって?いやー、こんなところに魔王軍が来るなんて物騒ねー」


「僕もリルナーさんと一緒に戦えるぐらい強くなりたいです……」


「いやいや、コンコンさんは鍛冶が凄いじゃないですか。鍛冶が凄いんだからそれでいいんじゃないですか?」


「いや、僕たちには懸賞金がかけられてる。懸賞金目当ての強い人に勝たなくてはならない。だから、強くならなくちゃいけないんです!」


僕は弱いんだ。



「そうなの?じゃあ強くなれるよう頑張ってね!」


僕は弱い。

今の僕は魔王軍序列何位くらいになら勝てるだろうか。

40位いや、80位くらいだろうか。

まだまだだ。強くならなくちゃいけない!


素材屋さんの友達、ラザカシがやってきた。


「おう、コンコン。この包丁いくらだ?買わないけど」


包丁の値段を言った。


「なるほど、倍になったと聞いてたが、1.5倍くらいだったんだな!」


「いや、前は2倍くらいだった」


「あ、そうなの?まあ、1.5倍でもまだ安いね。さすがコンコン。作るのはやいし、安いし、さすがだね!じゃあトランプでも使って遊ぼうぜ!」


というわけでトランプで大富豪する。

ネンネとリルナーさんも参加した。


1位ラザカシ

2位ネンネ

3位コンコン

4位リルナー




「なんで私最下位なのー!でもいいもん!力で私は誰よりも強くなるんだから!」


リルナーさんは修行するのだった。


ラザカシはトランプで占いをして遊んでる。

占いするたびに占い結果が違うから意味のない占い。



「コンコン、木刀で勝負しようぜ!」


ラザカシと勝負をする。


ラザカシと僕は互角だった。


30分戦い、ギリギリで僕が勝った。


「えー、前まで僕の方が強かったのにー!!コンコン、強くなったな!狐耳から強者感が出てるぜ!」


「はぁはぁ、僕も強くならないといけないからね。妻と一緒に懸賞金かけられてるから。」


「日本語研究しなければ懸賞金かけられなかったのに、なんで日本語なんか研究したんだ?」


「僕が元日本人だからかな」


「え、コンコン日本人だったの?」


「日本人だった頃の人生の記憶はないんだけどね。知識とかの記憶は残ってる。たぶん異世界転生ってやつだね」


「異世界転生か。なるほど。僕たちのいた世界を日本人は異世界って言うんだな。それで日本って日本語があふれてるんだろ?そんなの大丈夫なのか?」


「日本で日本語使ってもただの何の効力もない言語だから大丈夫だよ。日本では日本語は呪印言語じゃないから」


「へー、そうなんだ。日本ってどんなとこなんだ?」


「魔物も魔王軍もいないし治安もいいし、平和な国だよ」


「へーそうなんだ!行ってみたいな!日本!あれ、でも僕たちには日本語の呪いが発動しちゃうのかな?まあ、日本なら発動しないか!」


「さあ、それは分からないけど、日本はいいとこだよ。」


「魔物も魔王軍もいないってのが凄いね。そんな場所聞いたことないから。行ってみたいよ」


「そうだね。僕も日本にいた頃の記憶戻ってきて欲しいよ。」


ラザカシと話してると、敵感知の魔法陣が反応。

懸賞金目当ての人間が現れた。


「よーし、コンコンに負けたがこのラザカシ、懸賞金目当ての相手を倒してやりましょう!」


と言ってる間にリルナーさんが倒しちゃった。


「弱い!誰に対しても弱いと思えるほど私は強くなりたい!」


「僕もリルナーさんくらい強くなりたいです」


「コンコンちゃん、今の私くらいじゃ足りないんだよ!魔王に勝てるくらい強くならないと!もっと私は強くなるんだー!」


リルナーさんは修行するのだ。


僕とネンネも修行するのだ。

その様子を見て、ラザカシも修行するのだ。



「コンコンは毎日修行してるのか?」


「武器や防具やその他道具作りながら修行してるよ!強くなりたいんだ!」


「すでに僕より強いもんね。僕も強くなりたい!」


「ラザカシは懸賞金かけられてないから強くならなくてもいいんじゃない?僕は懸賞金10億エナガかけられてるネンネを守らないといけないから!」


「確かに僕は強くならなくてもいいかもしれないね!素材屋としてのんびりゆったり生きてればいいのかも。いやしかし、生きてたら悪いやつに襲われるかもしれない!そんなときに勝てるくらいには強くなりたい!」


「そうか。じゃあ一緒に強くなろう!」


修行するのだった。


僕は鍛冶が好きだ。

優れた剣や防具をいっぱい作りたい。

リカリドさんに作った剣は活躍してるだろうか。


リカリドさんがその剣で魔王を倒す未来がきてくれたら嬉しい。楽しみ。



武器や防具を作る。

王様に頼まれた日本語の帯びた剣も10本作らないと。


どんどん色々なものを作りながら修行をする。

修行もするし鍛冶の仕事もする。

修行も仕事も両立するのだ。


鍛冶は楽しい。

修行は辛い。


両立は少し難しいかもしれない。

しかし、両立するのだ。


「それにしてもコンコンって天才だよな。優れた剣とか防具とかフライパンとか作れるし、凄いよなぁ」


「ラザカシも凄い素材集めるのうまいじゃん。」


「いや、集めた素材の半分は依頼して集めてもらったものだよ?」


「でももう半分は自分でとったんでしょ?」


「まあな。素材集めるくらい天才じゃないよ。武器作ったりできるコンコンの方が天才だよ。」


「そうかなー、まあ、ありがとう。天才と言ってくれて!天才で強くなれるよう頑張るよ!」


「うん、頑張れ!僕も強くなるよ!じゃあ、もうそろそろ僕は帰るね!」


夜。ラザカシは帰った。


晩御飯を食べる。食べ終える。


「ネンネちゃんとコンコンちゃんって一緒に本当はお風呂に入りたいんでしょ?でも私がいるから恥ずかしくて入れないとか!いいよいいよー!一緒にお風呂入ってくれていいんだよー!」


と何回も言ってくるし、リルナーさんが入った後にネンネと一緒にお風呂に入ることになった。


「ふふ、背中洗いっこしよう!」


背中洗いっこする。

仲良く全裸でお風呂に入って出てきた。


「ふふふ、仲の良さそうな声がお風呂の外まで聞こえてたよー!」


そして、僕たちは寝るのだった。

おやすみなさい。

読んでくださりありがとうございました。

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