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3話

セリフは誰が話してるのか読み返したら分からなくなって、誰が話してるのかまわりの文読んで判断して名前を追記することになったりする。

小説は難しいね。

4月14日(前と同じ日というか続きというか)


「あれー!?包丁が倍の値段になってるー!?」


「値上げしました」


リルナーさんに安いと言われて倍の値段に値上げした僕。

倍はやりすぎだっただろうか。


「でも、コンコンさんの包丁は性能がいいから買うわ!」


倍の値段でも売れるみたいだ。


「ほらね、私の思った通り倍の値段でも売れるんだよ!コンコンちゃんはもっとお金のこと考えなきゃ!これで護衛雇えるくらい稼げるかもね!」


護衛よりリルナーさんの方が強いと思うから、ずっとリルナーさんに護衛して欲しい。


勇者たちがやってきて、剣を買っていったりする。

特注の剣は値段が高いため、買わないみたい。


勇者というのはいっぱいいる。

そして、リカリドさんが一番強い勇者だと言われている。



「おいおい、俺は勇者だぞ!お前たち、この剣高すぎないか?!」


お金が欲しくて昨日値段を倍にしました。

とは言えない。


「もっと安くならないのか!俺は勇者だぞ!」


「じゃあ5%引きで」


「5%だと!?ほぼ変わらねえじゃねえか!けっ、もういいわ!この包丁で俺は魔王を倒す!」


包丁を買って出ていった勇者の人。


包丁で魔物と戦うのかな?

やはり倍の値段だと悪いことしてるみたいな感じがするなぁ。



「いいんだよ、コンコンちゃん!強気の価格で儲けるんだよー!」


強気の価格と言っても、普通の鍛冶屋の値段と変わらない。

もともと安かったので、倍にして普通だったのだ。

安くても利益あったんだけどね。


「じゃあ今日は店閉めて、素材を買いに行こう!」


と、ネンネが言うので、素材を買いに行く。


素材を安く仕入れるのだ。



「やあやあ、コンコン!安く売るよー!素材安く売ってあげるよー!」


素材とかを売ってくれる友達のラザカシ。


ラザカシは安く売ってくれるのに倍の値段で商品を売ってる僕はやはり罪悪感がある。


「コンコンは他の店の半額くらいで武器とか道具売ってるの凄いね」


「いや、倍にした」


「え、なんて?」


「値段倍にしたから、他の店と今は変わらない……」


「ほへー、そうなんだ!そうか、コンコンも金が欲しくなったんだねー!僕も素材の値段あげちゃおうかなー!ははは!あげないけどね。今はとりあえず」


素材を買って、家に帰る僕、ネンネ、リルナーさん。


家で日本語研究するリルナーさんとネンネ。


「ネンネちゃん、「神」の日本語にはどれほどの力があるんだろうね!」


「「神」なんて書いたりしたら、私たち死んじゃうと思うよ。日本語の意味的に呪いが強力だと思うから。勇者リカリドさんが剣に「最強」と日本語で書いてって言ってたけど、もし、日本語で「最強」なんて書いてたら、リカリドさん呪いに負けて死ぬと思う。」


「」つけてるけど日本語では喋ってません。



日本語で喋ったら呪いが発動して大変なことになるからね。

でも、この世界で日本語を発声しようとすると、声出す前に何かやばい感じの感覚があって、そんな簡単に発声できないから、間違えて僕日本語喋っちゃったってことはまずなりません。


研究室から出て僕に会いにくるネンネ。


「ねえ、コンコン。私が釈放される前、「大好き♡」って日本語で書いた箱送ったでしょ?どうだった?私の大好き伝わった?」


「凄い禍々しくて嘔吐したけど。ちょっと性的に興奮もしたけど。とにかく禍々しくて気持ち悪かった」


「えー?大好き♡が伝わらなかったみたいだね!じゃあ魔法言語Aで伝えてあげる!「大好き♡」!」


大好きというのが魔法で伝わる。


「うん、凄い伝わった!僕のこと大好きなんだね!僕もネンネのこと大好きだよ」


「コンコンに大好きって言われてとても嬉しい!私たちラブラブだね!」


「コンコンちゃんとネンネちゃんラブラブで羨ましい!私も力尽くで彼氏というか婚約者作ろうかなー!」


「リルナーは力が強いから力尽くで彼氏作れるよ!」


「いやいや、ネンネ、リルナーさん、力尽くじゃダメですよ。相手のことを思いやらないと」


「分かってる分かってる!力尽くで彼氏作らないよ!見た目も性格も素敵で私のことを好きになってくれる人と付き合うんだー!で、結婚するのさ!」


「素敵な人に出会えるといいですね」


そう思う僕でした。


4月15日。


鍛冶商店兼家に誰かがたずねてきた。


「はっはっは!私は貴族勇者ザラーディア!頼みがある!リルナーさん、ネンネさん、コンコンさん、一緒に魔王を倒しに行かないか!」


「魔王は多分勇者リカリドさんが倒してくれると思いますけど」


「いやいやコンコンさん、もし、勇者リカリドさんが魔王を倒せなかったら、今度は私たちの番なんです!お金はいっぱい払いますよ!なんてったって貴族ですから!」


「なに、お金いっぱい払う!?コンコンちゃん、ネンネちゃん、魔王討伐に行こう!」


「ええーでもリルナーさん。魔王討伐は危険だと思いますよ?お金がいくら貰えるからって、命失ったら意味がないと思いますけど」


「じゃあ私だけこのザラーディアさんと魔王討伐に行く!お金いっぱい貰う!」


「まあいいじゃないコンコン!旅行みたいで楽しそうだし、魔王討伐に出かけよう!」


「ネンネが言うなら行こうか!」




鍛冶商店を当分休業すると書いた張り紙をして、魔王討伐に向かうのだ。


魔王討伐に来てくれたらザラーディアさんから貰えるという報酬の一部を前金でもらえた。



「わーい、お金だよコンコンちゃん!やっぱりお金はいいね!」


「魔王討伐の旅を最後までついてきてもらったらこの前金の5倍のお金をさらに払います!」


「だって、コンコンちゃん、ネンネちゃん!張り切って魔王討伐に行こう!」



魔王討伐の旅へ。

敵感知魔法陣を展開しながら進む。



色々な魔物と戦いながら魔王城へと進んでいく。


魔物のほとんどをリルナーさんが簡単に倒す。


装備は4人とも軽い鎧をしていて、僕は父が作った剣に日本語で「斬」と書いたのを持っていて、ネンネは日本語で「コンコン大好き♡」が書いた剣を持っている。

リルナーさんは日本語で「倒す」と書かれた剣を持っていて、ザラーディアさんは魔法言語で「勝利」と書かれた剣を持っている。


「私も魔物を倒してみたい!リルナーさん、次は私に任せてください!リルナーさんは見守っててください!」


「分かった!ザラーディアさん頑張ってー!」


ザラーディアが狼みたいな魔物と戦う。

ボロボロになって負けた。

代わりにリルナーが倒しました。


「はぁ、はぁ、噛まれまくった。リルナーさん強いんですね。私、こんなに弱いのか……」


血だらけ。


魔法言語でザラーディアさんを回復させるリルナーさん、ネンネ、僕。


「よし、全回復だ!じゃあリルナーさん、頑張ってください!」


戦うのが怖くなったのか、リルナーさんに全任せするザラーディアさん。

ネンネと僕も少し戦うが、ほぼリルナーさんが倒す。


「魔王城まで大体3ヶ月くらいかかりますね。途中の村とか街で泊まりながら魔王を討伐しましょう!この貴族勇者ザラーディア!魔王討伐頑張りまーす!」


と言ってるがリルナーさんがほとんど戦ってる。


野宿する。



4月16日。


魔王城へ向かっている。



「がはは!お前たちは、勇者パーティだな!俺は魔王軍序列6位ケデバナ!!」


序列1位が魔王です。



「あ、あんた、私が貴族勇者ザラーディアだと分かっていて喧嘩売ってるのか!よし、リルナーさん、やっちゃってください!」


リルナーと魔王軍序列6位が戦う。

互角の戦いをする。


ネンネと僕も剣で戦おうとするが、足手纏いなので、結局リルナーさんだけで戦う。


序列6位の魔族は、負けそうになり、ザラーディアを人質に取った。



「ええー!?ちょっと待って!!殺さないで!!」


「く、ザラーディアさん!?どうすれば……」


リルナーさんが悩んでいると、後ろから序列6位の魔族の首を勇者リカリドがハネた!


「大丈夫か!あれ、リルナーさん!コンコンさんとネンネさんも、何してるんですか?」


「魔王討伐なんてもうしない!お金あげるからもう帰る!死にたくなーい!魔王討伐してみんなにちやほやされたかったけど、もういい!」


リカリドさんは3人の仲間と共に魔王討伐に向かってたみたい。


「この「勇者」と書かれた剣本当いい感じだよ。ちょっと気分が悪くなるけど、最強の剣だね」


リカリドさんが僕の作った剣を褒めてくれた。


リカリドさんと別れ、僕たちの住んでる家に帰った。

ザラーディアさんからいっぱいお金をもらった。



野宿しながら帰り、4月18日。


鍛冶商店の品物の値段を25%下げた。

つまり、前の2倍の値段から1.5倍の値段に下げたのだった。

我ながらケチだと思う。ザラーディアさんに2億エナガ程のお金を貰えたのに。

3人で6億エナガ。


「2億エナガかー。10億エナガくらい欲しかったなー。貴族って金持ち過ぎない?なんで6億エナガも簡単に出せるかなー?まあいいや。お金!お金!貯金しまくりだー!」


リルナーさんは上機嫌。



鍛冶商店に誰か来る。



リカリドさんの次に強いと言われている勇者ゼルコさんだ。

女の勇者である。

女の人なのにリカリドさんの次に強いとは。凄い。


「なんで私はリカリドより弱いと思われてるんだー!私絶対リカリドより強いって!リカリドがここで武器を買ったって言ってたのを聞いたけど、それと同じもの貰えますか?リカリドと同じ装備でリカリドに勝つ!そういえば、リルナーさんって強いと噂されてますけど、私と手合わせしていただけませんか?」


強い人はリルナーさんと手合わせをしたがる。

リルナーさん強いもん。

懸賞金目当ての人たち倒しまくってるし。


しかし、リルナーさんは断るのだった。


「ええー?手合わせしたかったんですけどね。んー、10万エナガ払います!手合わせしてくれませんか?」


「喜んでしましょう!」


リルナーさんお金好きだなーと思うコンコンだった。


リルナーさんとゼルコさんはほぼ互角だった。

1時間の戦いのすえ、ゼルコさんが勝った。


「うわー、負けたー!疲れたー!10万エナガ貰えるけど悔しい!もっと強くなる!」


リルナーさんは強くなることを誓うのだった。



そして、リルナーさんは修行の旅にでるのだった。


「ネンネちゃんとコンコンちゃんは私のお金で護衛雇えばいいから!」


「いやいや、自分のお金で護衛雇いますよ!リルナーさんのお金なんて使えませんよ!」


「いいよいいよ!私のお金で護衛雇いな!修行するの1週間だけだから。1週間外で修行したらあとは家で修行するから!」


リルナーさんがお金を払い、リルナーさんがいない間、リルナーさんのお金で護衛がつくことになりそう。


リルナーさんお金好きだろうに、優しい。


リルナーさんも強くなりたいんだね。


僕も鍛冶の腕だけじゃなく、強くならないとだな。


「そうだ!僕も修行に行くよリルナーさん!」


「え、コンコンも修行に行くの!じゃあ私も修行に行く!」


「これで僕たちの護衛は必要なくなったね!」


「一緒に修行するの、コンコンちゃんとネンネちゃんも?」


「「うん!!」」


「じゃあ1週間とは言わず、1ヶ月修行しようか!」


ゼルコさんの「勇者」と書かれた剣を3日で作ったあと、

また休業の張り紙をして、修行の旅にでる。


とてつもなく修行した。

魔法言語の修行、日本語の修行、身体を鍛える修行、剣術の修行、色々な修行、本当色々な修行をした。


5月22日。鍛冶商店兼家に帰る。


僕は強くなっただろうか。

リルナーさんは強くなった。


もうゼルコさんに負けないかもしれない。


「凄いゼルコさんと戦いたい!リベンジしたいー!」


しかし、ゼルコさんは3人の仲間と共に魔王討伐の旅にいってしまったので、もう当分会えないだろう。



「日本語研究しながら家で修行だー!」


家に帰っても修行をするリルナーさん。


1ヶ月も店を閉めてたから開くの待ってた人たちがいっぱいいて、色々買っていくのだった。

修理とかも頼まれるのだった。


ネンネは日本語の研究、リルナーさんは日本語の研究と修行。


僕は修行したり、何か武具とか道具を作ったりしていた。


とここで敵感知の魔法陣に反応があった。


懸賞金目当ての人だろう。


「よし、私が相手だ!」


リルナーさんが戦うみたい。


顔を隠した懸賞金目当ての人は強かった。


リルナーさんと互角だった。


「あんたまさか、有名な殺し屋「死神」か?」


「ふっふっふ、私をご存知で?よく私が「死神」だと分かりましたね。」


「ああ、「死神」の格好は聞いたことがあるからな。それに強いし。殺し屋も懸賞金目当てか!」


「ええ、あなたを殺すだけで懸賞金10億エナガとは、楽な仕事ですね!」


「ふっ、私の強さを甘くみるなよ!」


リルナーさんと互角で勝負がつかない。


戦ってる途中で警察がいっぱい来た。


「ちっ、もういい!また殺しに来てやる!」


殺し屋「死神」は去っていった。


「私より強い人が来たら最悪だよね。私より強い人がいなくなるくらい、私も頑張って強くならなきゃ!」


リルナーさんは修行してどんどん強くなるのだ。


僕も少しは強くなっただろうか。


「ねえ、コンコン。リルナーさんがいたらセッ○スできないね。セッ○スできなくても私はコンコンのこと大好きだからね?」


「僕もセッ○スしなくてもずっとネンネのこと大好きだから」


この会話はリルナーさんに聞こえないようにしてます。



僕も強くならないとな。

リルナーさんに負けないくらい強くなりたい。

かといってリルナーさんに教えをこうわけにもいかないよね。

リルナーさんの修行の邪魔になりそうだし。

教えることでリルナーさんも強くなるなら教えてもらいたいけど。

教えるだけで強くなるとは限らないし。


強力な日本語や魔法言語を扱えるようになりたいね。


ネンネは回復系の魔法言語が得意。

凄い大怪我していても治せてしまうくらい。


しかし、僕は戦闘において得意なことがない。


僕が得意なことは鍛冶だし。


僕はネンネとキスをする。


リルナーさんはそれを見ていた。


「ひゅーひゅー、熱々だね!ラブラブでいいね!私も彼氏欲しいなー!私より強い彼氏がいいよねー!あーでも私は誰よりも強くありたいから、んー、私よりちょっと弱い彼氏がいいかなー!」


僕たちはこのあと順番に風呂に入り、寝るのでした。

おやすみなさい。

読んでくださりありがとうございました。

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