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流れ星のおまけ付き

作者:ホチ
 俺の心は山道をひた走るこのバス同様、右へ左へと大きく揺れ動いていた。
 ――ひとつ下の後輩、森崎麻美。
 冬休み中、俺は森崎に「好きだ」と告げた。そして想いは届いた。想いを告げたそのとき、森崎は天使のような微笑みを返してくれた。今思い出しても森崎のかわいさに悶え死にそうになる。あの日、俺は日記を書く習慣なんて全くないのに、嬉しさをノート三ページに渡って書き連ねた始末だった。後日読み返したところ、あまりの己の気持ち悪さにポエムにも似た日記は永久に封印しようと即決した。
 こうして森崎は恋人となり、俺の部屋のカレンダーにはその日付に記念日としてグルグルと赤丸が付いている。
 ――ただ、その後の進展が全くありません!
冬合宿!
2010/02/18 00:08
スキー!
2010/02/20 00:03
リフトで
2010/02/20 17:06
宴会にて
2010/02/20 23:14
星空
2010/02/22 21:56
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