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その公爵様とメイドの事情  作者: ロマンスメーカー
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第70話 二人の初夜

挿絵(By みてみん)


私はハエリス公爵と一緒に馬に乗ってベイリオ皇居に出発した。

カルロス皇太子は、「国境に来たついでに処理しなければならないことがある」と言って、そこに残った。

彼の青緑色の瞳がなぜか私の首に巻かれたリボンのひもにしばらく留まっているようだった。

「皇居で会おう」とふざけた感じで笑う彼の笑顔がどことなく寂しく見えた。


「さあ、行こうか?エレイン?」


「はい、いいですよ!」


(パカラッパカラッ)


私はハエリス公爵の背中ではなく彼の胸に抱かれて馬に乗っていた。

彼はまるでどこかに旅立つかのようにゆっくりと馬を走らせた。

人通りの少ない田舎道に左右に伸びている並木の枝には春の花が美しく咲いていた。

暖かい春の日差しが私たち二人を明るく照らしてくれるようだった。

私は頭を上げ、頭を上げたら見えてくるハンサムなハエリス公爵の顔を見た。

ハエリス公爵も私を見下ろしてにっこり微笑んだ。

彼の微笑みは数千回、数万回見ても一生飽きないようだった。


「ふむ。何か言いたいことあるのか?」


「いいえ、ただこうして公爵閣下と一緒にいるのが嬉しくて」


私の言葉にハエリス公爵の熱い唇が私の頭の上から深く響いた。

彼は私のことを非常に愛しそうな目つきでじっと眺めた。


「私もいいよ。エレイン…」


半日がのっそりと物静かに行くうちに、いつの間にかベイリオ皇国の国境の都市であるヘイロー伯爵領に入るようになった。

これまで通りかかった小さな都市とは違って、規模が大きく見えた。

恐らくこの領地は近隣の色んな国との中継貿易を活発に行っているようだった。

私たちはヘイロー伯爵領のとある村の入り口に入り、馬から降りてのんびりと道を歩いた。

どうも行き来する人が多くて、馬を近くの馬小屋に預けなければならないようだった。

ハエリス公爵はこのようなことにとても慣れているようで、村の馬小屋をすぐ探し預けてから、再び私に戻ってきた。

彼は私の姿を頭からつま先まで目を通し、とても気に入らない表情で口を開いた。


「まず服から買わないと…」


私が着てきた服は砂漠の砂風であまりにもボロボロになって着れない状態で、今私はフェルデン王国の伝統衣装を着ていた。

カーディガンを紐で強く締め付けてそこまでエロい感じはないと思うけど、ハエリス公爵は非常に気になるようだった。

それで、ハエリス公爵と私は付き合って初めて一緒に服屋を訪問することにした。

ハエリス公爵と一般の恋人たちがする平凡なデートをするようでとてもわくわくした。

ヘイロー伯爵領村内の商店は仲介貿易をする所らしく、ベイリオ皇国の首都エレルマンに劣らなかった。

私たちは色んな服屋に寄って服を見ながらお互いに似合うような服を選んで着てみた。

ハエリス公爵が私が選んだシャツとズボン、ジャケットを着て出てきた。


「ふむ、やっぱり公爵閣下は何を着ても素敵ですね!」


一般的な白いシャツとジャケットを羽織っただけなのに、スタイルが良すぎるだからか、雑誌モデルにしか見えないくらいだった。


「ところでこれを…、私が必ず着なきゃいけないんですか?公爵閣下?」


「うん。一度着て出て来て。エレイン」


一方、ハエリス公爵が私に選んでくれた服は、首の先までボタンをかけなければならない着心地の悪いワンピースだった。


「こういうのを着るんですか?着るのがすごく不便そうです!」


「違うよ。俺が一回回って見てみると、これが一番綺麗だったよ!君にぴったりの服だ」


私はなぜか違うような気がしたけど、ハエリス公爵の積極的な推薦で不便なワンピースを着た。

ハエリス公爵は私の姿をじっと見つめ、とても満足げな表情に変わった。

服を着るのが不便で凄く私の気に入るとかはなかったけど、首にリボンの紐をつけなくてもいいというそれなりの長所(?)があった。

思ったより服のデザインも洗練されていて、ある程度私の気にも入った。

恐らくハエリス公爵はこのような静粛で端正なスタイルを好むようだった。


「お腹は空いてないか?」


彼の話を聞いてみるとお腹が凄くすいているようだった。

ハエリス公爵に会った喜びがあまりにも大きく、食事の時間が過ぎてしまったのをうっかり忘れた。

私はにこやかに笑いながら、ハエリス公爵に答えた。


「はい!お腹が空いてますね!」


「うーん、ここは何が美味しいか分からないな…」


ハエリス公爵と私は村のあちこちを見物しながら美味しそうな食堂を見つけた。

その時、私たちの目にとある店に人が長い列を作っているのが見えた。

食事の時間が過ぎたのに行列ができているのを見ると、確かにこの村内で有名なグルメ店のようだった。

人々が長い列を作っているのを見ていたハリス公爵の表情が急激に暗くなった。

彼は飲食店の前で長い列を作っている人たちがよく理解できないようだった。

私はそのいうハリス公爵の手をぎゅっと握って列の最後尾に立った。

両目を輝かせ、期待に満ちた私の表情を見た彼は、にっこりと薄く微笑んだ。

私は私を愛らしく眺める彼の目つきが好きで彼のようににっこり笑った。

列に並ぶのは退屈になるはずなのに、全てがただただ良い幸せな日だった。

いつの間にか店の列がほとんど抜け、ついに私たちの番になった。


「ここはパスタの美味しいお店だったみたいです。公爵閣下はパスタはお好きですか?」


「正直、私はそれが美味しいのか、あまりよく分からなかったな…」


「それでもここは凄く美味しいと思いますよ。楽しみです」


私は仕事中毒のハエリス公爵に人生の豊かな経験を伝えたかった。

公爵家の邸宅で働いた時も、ハエリス公爵はちゃんとした食事をほとんど取らなかった。

私はそれが気になって時々彼におやつや夜食を作ってあげたけど、彼はたぶん知らないだろう。

メニューに目を通した後、ハエリス公爵が一番好きな牛肉シチュー入りパスタと私が一番好きなクリームパスタを注文した。

間もなく湯気が立つ美味しそうなパスタ2皿が私たちのテーブルの上に載せられた。


「一度召し上がってみてください。美味しそうですね」


「そうだね。君も美味しく食べてくれ」


「はい」


何気なくパスタを一口巻いて口に入れたハエリス公爵の黒い瞳が少し大きく開いたようだった。


「どうですか?美味しいですよね?公爵閣下!」


「うむ…、美味しい」


「プッ」


ハエリス公爵が美味しくパスタを食べる姿は、まるで映画の中の一場面のように感じられた。

私は食べずに眺めるだけでもお腹がいっぱいだという前世の格言を今日実感するようになった。

私たちは美味しくパスタを食べた後、店から出た。

いつの間にか日が暮れて西に暮れていた。


「そろそろ宿舎を決めないと…」


「はい」


宿舎を訪ねて市内を回っていた私とハエリス公爵は、少し疲れた表情である旅館に入った。

今回でもう9回目の旅館だった。


(チリン)


旅館の入り口に入るやいなや、温かい印象のおばさんがすまない表情で私たちに話しかけた。


「お客様、申し訳ございません。どうしましょう?部屋がいっぱいになって。空き部屋が一つもないです」


にぎやかな村の規模より宿泊施設が少なかったのか、空き部屋が一つもなかった。

このような問題に直面するとは思わなかった私達は変数に非常に困惑した。


「さっきこの村に入って来た時、先に宿舎から決めればよかったですね」


「ふむ…」


旅館から出てきた私たちは次第に暗くなっていく空をじっと見上げた。

まだ3月末なので野宿をするには夜風がとても肌寒かったけど、状況が思わしくなければ野宿しなければならないようだった。

ハエリス公爵はこの状況に困惑したのか、彼の眉間が深くしわくちゃになった。

その時、さっき部屋がないと言われて、出てきた旅館の主人のおばさんが、まだ外に立っていた私たちを見て、喜んで知ってるふりをした。


「あら!まだ行ってないんですね!!ちょうど今部屋が一つ空きましたよ。入ってきますか?」


私とハエリス公爵は一瞬顔が熱くなった。


「嫌ならいいですけどね」


おばさんが旅館に戻ろうとすると、ハエリス公爵は素早く彼女を捕まえた。


「いや。その部屋に…、留まることにしよう」


私とハエリス公爵の顔はとても熱くなった。

私たちは旅館の共用バスルームでシャワーを浴びて部屋の中に入った。

何だか妙でむずむずするような感じみ私の胸が休む間もなくときめいた。

しかし、ハエリス公爵は考え込んだままソファーに座り、様々な重要なことを小さな手帳にメモしていた。


⦅本当に仕事中毒だね…、それでもかっこいいけど」


ハエリス公爵の仕事が終わるのを待っていたら、いつの間にかまぶたが重くなった。

私は化粧台の椅子にもたれていたけど、うっかり寝入った。

どれだけ時間が経っただろうか。ハエリス公爵の軽い口づけに薄い眠りから目が覚めた。


「すまない…、俺のせいで。もう楽に寝よう。俺はソファーで寝るから」


ハエリス公爵は私を軽く抱き上げて部屋のベッドに連れて行った。

彼は私の額、目、鼻、頬、唇に軽くキスをし、ベッドから立ち上がろうとした。

ハエリス公爵が私から離れようとすると、私は何か惜しくて彼の唇を「アーン」と噛んだ。

ハエリス公爵の赤い唇の口元が魅惑的に長く上がった。

いつの間にか私達二人は息ができないほど、お互いの唇を深く飲み込んだ。


「あ!」


彼と濃いキスを交わしていた私は、ハエリス公爵のモノに気づいてびっくりしてキスを止めた。

これまで数え切れないほどのキスから彼のモノを感じていたけど、今日のようにはっきりして強く感じたのは初めてだった。

冷たくて冷静そうなハエリス公爵の顔が恥ずかしさで真っ赤に染まった。

耳たぶまで赤くなったハリス公爵がとても辛く口を開いた。


「フォームを…テルシャ氷山で出る「フォーム」を探しているが、なかなか見つからない。見つかったら、その時またやることにしよう」


ハエリス公爵がするすると起き上がりベッドから立ち上がった。

私は私から背を向けてソファーに向かうハリス公爵の後ろ姿をじっと眺めた。

心に大きな決心をした私はベッドから離れようとするハエトリ公爵の手をそっと握った。

彼の手首には私が前にプレゼントした赤い糸のブレスレットがまだ埋まっていた。

あまり力を入れなかったけど、ハエリス公爵の体が私の腕の力に引かれてベッドに腰掛けた。

ハエリス公爵と私はしばらくお互いをじっと見つめていた。

言おうかどうか数え切れないほど悩んでいた私は、勇気を絞り出して彼の耳元に小さくささやいた。


「あのう、今日は大丈夫な日ですよ」


私の言葉にハエリス公爵の黒真珠のような黒い瞳がまるで地震のように激しく揺れた。

どのくらいの時間が経ったかな?ハエリス公爵が震える指先で私のワンピースのボタンを首から一つずつ外した。

彼は何度も空振りをしてすぐ照れくさそうに微笑んだ。


「ボタンが…もう少しないものを買えばよかったな」


「そ…うですね」


私もハエリス公爵に照れくさそうに微笑んだ。

私とハエリス公爵はゆっくりまたは熱く口づけを始めた。

彼が着ていた上着と下衣がベッドの下で私の服と一緒に転がっていた。

私たちは初めてお互いの裸に向き合った。

ハエトリス公爵が私の上に上がり、熱い視線を隠さずに私を見下ろした。

普段きちんと鍛えたような彼の筋肉は肉つきが一つなくとても堅そうに見えた。

まるで前世でのダビド像みたいに彫刻のような体だった。

私を見つめていたハエリス公爵の首のうねりがごくりと大きく揺れた。

熱い彼の目つきが私の頭からつま先までゆっくりと目を通した。

ハエリス公爵の震える指先が、まず私の顔を優しくなで、ゆっくり鎖骨を経て、私の乳房にしばらく留まった。

間もなくハエリス公爵の熱い舌が優しく私の胸骨をなめた。


「はぁ…」


私はいやらしくて妙な気分になり、思わず出てくる嘆声を我慢することができなかった。

ハエリス公爵は頭をもたげて私を食い荒らすような目つきで私の唇を執拗に見つめた。

今や私たちは唇を上手く行き来しながら、濃密にお互いの心を分かち合った。

長い時間が経過した後、彼は私の中が濡れ始めると彼は私の中にゆっくりと入ってきた。


「あっ!」


十分に時間をかけたにもかかわらず、あまりにも痛くて涙が私の顔のラインに沿って流れた。

ハエリス公爵は困惑した様子で私を見つめながら流れてる涙を彼の舌でなめた。


「大丈夫…、大丈夫だよ。エレイン」


ハエリス公爵が私をなだめながらもう一度私の中に深く入ってきた。

私は痛みをこらえるために彼の肩を強く握った。

いつの間にか私の額と小鼻に冷や汗がぶつぶつとにじんだ。

彼は心配そうな目つきで私を見つめながらすぐにくすりと困惑そうに微笑んだ。

ハエリス公爵のあの微笑みがとてもセクシーで、私は震える目で彼をぼうっと見つめた。

突然彼は私を持ち上げて彼の上に座らせた。

私はこれがどういう状況なのか分からず戸惑いを隠さず私の下に横たわっているハエリス公爵を眺めた。

ハエリス公爵は色気に満ちたセクシーな表情で私をじっと眺めていた。


「俺が…、手伝ってあげるよ。エレイン、君が体調を崩さないといいな…」


ハエリス公爵の言葉に私は恥ずかしくて、穴があったら隠れたいくらいだった。

だから直接やってはいないけど、これまで耽読した多くのロマンス小説やドラマ、映画などを通じて今のこの姿勢がどんな姿勢なのかはよく知っていた。

ところで…、果たして私にできるのか?と思うと全く自信がなかった。

私は心の中で何度もためらってから、到底できないという表情で彼に言った。


「あの…公爵閣下!どうしてもできなさそうです」


ハエリス公爵はにっこり微笑みながら彼の体をそっと起こした。

そうして私の額に彼の唇を軽く合わせて言った。


「エレイン。できるよ!俺がちゃんと手伝ってあげる…」


私はそんな彼に本当に気になる眼差しで聞いてみた。

だから私も初めてだけど、実は彼も初めてだということを原作者の私が誰よりもよく知っていた。

いつも忙しいばかりだった彼が一体どこでこんなことを学んだのだろうか。


「公爵閣下、こういうのどこで習ったんですか?」


私が真剣な表情で聞くと、ハエリス公爵の目が半月のように綺麗に曲がった。

彼は散らばった私の耳もとを柔らかい手つきで耳元に渡し、耳元で低くささやいた。


「うーむ…、人生の知恵が本の中に全部あるんだ」


「プッ」


私はハエリス公爵の返事がとても意外で一瞬笑いが出た。

緊張していた私の体と心が徐々にほぐれていく感じがした。

いつも素敵で完璧で、ある時は同じ人間じゃないんじゃないかな?と度々考えていた。

しかし、彼も「一人の平凡な男だな」と思うと、心が安らかになった。


(チュッ)


私が先にハエリス公爵のハンサムな額にそっとキスし始めた。

思いもよらなかったのか彼は驚いた表情でぼうっと私を見つめた。

まだ何も始めていないのに、彼の両目にはすでに熱い興奮感が漂っていた。

私はハエリス公爵のような鼻、頬、そして開いた彼の唇にそっと私の唇を近づけた。

そして自然に彼と私は同じベッドに再び横になった。

暖かい唇がしっかりしている彼の胸の筋肉と腹部にキスしながら下がった。


「はぁ…」


ハエリス公爵の赤い唇から、一度も聞いたことのない熱い熱気に満ちたうめき声が沸き起こった。

私はこうした方がいいのか彼に聞きたかったけど、彼は答えられるような状況じゃなかった。

彼は荒い呼吸を我慢しながらセクシーな表情で私を見上げていた。

私はこれまで小説で読みふけった通り、映画で見た通りゆっくり色々やってみた。

私が一生懸命努力すればするほど、彼は熱いうめき声を上げながらベッドのシーツを両手いっぱいに握った。

そうして興奮をこらえきれず揺れる私の胸の谷に彼の顔を深く埋めた。


「はぁ…!可笑しくなりそう、エレイン」


ハエリス公爵は私を強く抱きしめ、荒い息を吐き出した。

いつの間にか私の中にいる彼のモノが次第に大きくなり、私の中を埋め尽くした。

私の中をあまりにもギュッと締め付ける感じがしたら、もうこれ以上動けなかった。

私が困っているのを感じたハエリス公爵が私を再び持ち上げてベッドの上に寝かせた。

いつの間にか私の上に上がってきたハエリス公爵が熱い欲望のこもった目つきで私をじっと見つめた。

彼はまるで何年も飢えているようなオオカミのような姿だった。

ハエリス公爵の熱い唇が私の額からかみ合ってきた。

私の唇を一度深くかき分けてから彼の舌が私の首筋に下がってくすぐった。


「うっ!そこは…、どうか!」


妙な鼻音がまじって私の口から呻いた。

私が耐えなければならないほど、ハリス公爵の彫刻像のような顔には満足げな笑みが浮かんだ。

慎重な身振りで彼のモノが何度も動いて私の中に深く入ってきた。

幸い初めて彼が私の中に入ってきた時よりは痛くなかった。

彼は強いて興奮を静めようとしているかのように荒い呼吸を吐き出した。


「はあ」


(ボタボタ)


彼の眉間からあごに流れる太い汗が私の頬に落ちた。

ハエリス公爵はとても色情的な身振りで私の深いところに長い間滞在した。

私たちが愛を交わし始めてからどれくらい時間が経っただろうか。

私は最初彼と交わした愛に、これ以上体と心がもたないほど息切れした。

彼は非常に残念な表情で私をじっと見つめ、私の唇に深い口づけをした。

絶頂期に達した彼の陽物が私の中に爆発し、ベッドのシートの下に流れ落ちた。


「はぁ…」


「ふぅ…」


ハエリス公爵があえぐ息を吐きながら、まだ熱望に満ちた目つきで私を眺めていた。

今になってようやく気まずさと恥ずかしさが波のように押し寄せてきた。

幸い、彼の繊細な配慮で、思ったより初日の夜はそれほど痛くなかった。


(ポトン)


私の体から出た赤い血が彼のしっかりした太ももとベッドシートの下にぽたぽた落ちた。

彼は熱い心と体をもてあそぶような欲望を押さえながら私を自分の懐に深く抱きしめた。


「本当に凄く愛してる…、エレイン」


「私も凄く愛しています」


私たちはその夜が終わるまでお互いに愛してると数え切れないほどささやいた。

とても美しくて幸せな二人の初夜だった。

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