一家集合
見ていただきまして、ありがとうございます。
「レーカ!!私の天使よ!!目が覚めたのかい!」
再び目を開けると、目の前には美男美女が勢揃いしていた。
お父様、お母様、お兄様。
今のあたしの家族皆イケメン過ぎる。
「大丈夫ですお父様。ご心配をおかけしました。」
よっこらせ、と体を起こして家族に笑顔を見せる。
「わっ…………」
わ?
「私の可愛い天使が微笑んでくれたよ!!」
「あっあなた落ち着いてください」
「レーカ本当にもう体調は大丈夫なの?兄様に顔をよく見せてごらん?」
「お嬢様がわっ…笑った…」
矢継ぎ早に言われて頭がパンクしそうだ。
そうだ、あたしレスカミア・ラークは全く笑わない。
氷の天使なんて異名がついていたんだった。
やってしまった…変に思われたかな…
「なんて可愛いんだろう!レーカ愛してるよ!」
大丈夫だ。今ギュウギュウあたしを抱き締めてるお父様はちょっと頭が弱いらしい。
「お父様苦しいです;;」
「あぁごめんよ、あまりにも可愛すぎて抑えきれなくなってしまったよ」
案外素直に離してくれたけど、これ以上あたしの素を出しちゃまずい様な気がしてきた。
「あなた、レスカミアは病み上がりです。まだ休む必要がありますから私達はもう行きますよ。」
「レーカ何かあったらすぐにアルに言うんだよ?」
お母様とお兄様が順番をあたしを撫でてくれた。
ディオスお兄様なんてかっこいいの…
前世でもこんなスマートな人居なかったわよ。
皆が出ていってしまい部屋に静寂が訪れた。
「ん…??レスカミア・ラーク?ディオス・ラーク…??凄く聞き覚えがある…」
あ〜!!スマホがあればすぐに調べるのに!
あたしのスマホ誰か持ってきて〜!!
安静にと言われていた体を起こして、
前世でも全く向かうことの無かった机に向かうことになった
読みづらかったら申し訳ございません