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ナナオの居場所

けれど暗い気持ちになっているヒマもなく、マカは活き活きとなっていく。

 

持ち帰れる物は袋に次々と入れていき、その場で食べなければならない物は食べていった。


それは例えばチョコバナナやクレープ、カキ氷にリンゴ飴など、甘い物ばかり。


「マカぁ、口の中が甘いよぉ」


「しょっぱいものは家に帰ってからな。ほれ、後もう少しで買い物は終わる」


マカは本当に片っ端から買っていく。


全種類を制覇するのが、いつものお祭りの参加の仕方らしい。


…いつもは誰が彼女に付き合っているんだろう?


と言うか、さっきのマカの豹変ぶりを見ると、普通の人間の前では大人しくしているのかもしれない。


大きいと思っていたナイロンの袋は、あっと言う間に満杯になった。


空いている手もわたあめの袋や水風船を持っているし、帰りはヨロヨロしていた。


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