表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
93/161

9

「ええ。田舎から親戚が遊びに来ててね。今日はお祭りだし、案内していたところ」


声も口調も今時の女子高校生のように振る舞う。


すると表情も歳相応に見えるから、とっても不思議。


「ミナさんはご一緒じゃないんですか?」


と外国の女の子が言う。


外見と浴衣が、合わないようで似合っている。


流れるような長い銀髪に、深海色の瞳。


同じく浴衣の生地は深海色で、銀色の鳥が柄になっていた。


色白の肌に良く似合っているな。


…けれど何だろう?


マカとは正反対の容姿と雰囲気を持っているのに、何か…近い存在のように感じられる。


そうだ。マカと最初に会った時にも、同じことを感じた。


―このコ、普通の人間じゃない。


そう言えばマカは言っていた。


『魔女』と。


それはこの外国の女の子のことをさしていたんだろう。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ