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8

言いかけて、マカはふと歩を止める。


「マカ?」


どうしたのか尋ねようとしたが、マカは急に振り返った。


そしてわたしのお面を手に取り、そのまま顔を隠してしまう。


「えっ?」


「ちょっと黙っていろ」


目の部分は穴が空いているので、視界はせまいけれど見える。


向こう側から、3人組の女の子が来ている。


そのうち二人は普通の女子高校生ぐらいの女の子だけど、真ん中にいるのは外国の女の子。


「チッ。魔女も祭りに来るのか」


マカは低く、しかも忌々しそうに呟いた。


「魔女…?」


「あら、マカ先輩」


ふと外国の女の子がマカに気付いた。


「きゃあ! マカ先輩、こんばんわ」


「マカ先輩もお友達と来てたんですか?」


途端に二人の女の子ははしゃぐ。


どうやらマカは人気者らしい。


当の本人はニコッと淡く微笑んだ。


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