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「いくら今年はエコが重要とは言え、こちらの世界にまで影響があるか? フツー。おかげでいつもなら使わないクーラーや扇風機を使って、機嫌が悪いんじゃコラッ!」


そう言って白く大きな枕を掴み、わたしに投げつけてきた!


『きゃああっ!』


間一髪で避けたけれど、床に尻餅をついてしまった。


…って、ちょっと待って!


この人、やっぱりわたしが見えて…いるのよね?


見えてて……この反応?


「一晩中つけるのは体に悪いから、タイマーをセットしても、切れたら暑くて目が覚めるっ! 秋になるまでこの繰り返しをしろってか! 怒りで頭の中が沸騰するわ!」


…女の子はどうやら、熱帯夜を過ごすことで頭がいっぱいらしく、わたしの存在も蚊程度にしか思っていないらしい…。


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