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「あの公園の奥に川原があってな。そこで花火が見れるが…人が多い。花火はウチの庭で見よう」


…そうだった。


マカのマンションには、ベランダではなく庭がある。


「あそこからの方が良く見えるし、静かだ。ここではある程度飲み食いして、土産も買って、花火を見よう」


「うん! 楽しみ」


マカは淡々と語るけれど、その横顔はどこか嬉しそう。


「あっ、ソウマさんのお土産も買わなきゃね。ソウマさんは何が好きなの?」


「ヤツは雑食だから、基本何でも食べる。まあ持ち帰れるものをやれば良いさ」


「うっうん…」


結構な言われ方だなぁ…。


でもさっきの二人を見ると、こういう会話は日常茶飯事なんだろう。


「あっ、でもカバン持って来れば良かったね」


お土産を持ち帰るにしても、両手が塞がっているとちょっとカッコ悪い。


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