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マカが手元にあった新聞を投げつけたものの、ソウマさんは軽くよけて、新聞は壁にぶつかった。


…って言うか、後ろから投げつけられたのに、何でよけられたんだろう?


後頭部に目でもあるんだろうか?


……マカの血縁者なら、ありうるかも。


「おい、ナナオ。お前何かおかしなこと、考えていないか?」


 ぎくっ


「あっ、わたし、お茶入れてくるね」


わたしは急いでキッチンに逃げた。


「ふふっ。相変わらず元気そうで良かったですよ、マカ。顔色は少々悪いみたいですけどね」


「余計なお世話だっ! それより浴衣、持ってきたんだろうな?」


「ちゃんと持って着ましたよ」


ソウマさんの両手には、二つの紙袋がある。


中から取り出したのは、白い箱だった。


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