表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
77/161

5

夕方近くになり、一人の青年がマカの元に訪れた。


「はじめまして、ナナオさん。私はソウマと言うものです」


柔らかな物腰と雰囲気を持つソウマさんは、頭を下げてきた。


「あっ、どうも」


「ハズミとマミヤからお噂は聞いております。ウチのマカがいろいろご面倒をおかけしているようですね」


「…ソウマ。久しぶりに会うイトコを前に、言う言葉じゃないだろう?」


「イトコっ!?」


あまりに雰囲気の違う二人に、目が丸くなる。


「歳は少し離れていますけどね。私もマカと同じ同属のモノです。もっとも彼女は次期当主、私はしがない小物屋の店主ですけどね」


「その嫌味ったらしい言い方をやめんかっ!」


 ビュッ


「おっと」


 バシンッ


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ