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「ルナの体の中でどんな異変が起きて、成長が止まったのかは分からんがな。まっ、そのうち死ぬだろう」


「マカ…。いくら何でも身近な人のことをそういう風に思うものじゃないよ」


たしなめるようにマミヤが言うと、マカは肩を竦めた。


「いくらウチの血族と言えども、死は必ずある。不老のモノはいるが、不死は存在しないしな」


「どんなに特殊な体質と力を持っていても、必ず死ぬってところが、この世界の生き物って感じだよね~」


皮肉な笑みを浮かべながら、ハズミは言う。


「生と死は強制的なのが良いのさ。例え自分の意にそぐわなくとも、強制されたものだとしても、そこには無意味というものは存在しないからな」


「全てのことには意味がある、か…。一理あるね」


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