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「本当にキミ達は敵に回したくない存在だと思うよ」


「うっさいなぁ」


やがて魔法陣は、黒き光を部屋中に放ち始める。


それを見て、マノンは笑う。


「さぁて。今回のはちょっと期待できるな。何せ古の神とやらだし。いろいろ喰らっているみたいだからね」


「本音を言えば、魂を喰らった状態の方が良かったんでしょう?」


「まあね。でも姉さんにあのシステム、破壊されちゃったし。まさか爆破するなんて、さすがのボクも思い付かなかったよ」


「危険性は高いけど、まあ一度に済ませるなら確実な方法だね。こっちに手が伸ばされる前で良かったかも」


「だね。流石にこっちにはまだ手が伸びていないようだし」


マノンは薄く唇を開けて、ペロッと舌舐めずりをした。


「良いエサは早く食べたいな」


夢見るようにうっとりとマノンが呟いた後、魔法陣は二人を移動させた。


―古き神と、それを信仰する団体の元へ。


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