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「セツカが?」


振り向くと、指名されたセツカは深く息を吐いた。


「コウガの集めた情報を元に、血族の方でも調べてみたよ。どうやらその主とやら、古代の神サマみたいだね。でも異国のモノで、元いた所からは追い出されて日本に来たみたい」


「そう言えば…シスターやあそこにいた人達、みんな外国の人だったわ。日本語はとても上手だったけど…」


「追い出された古代の腐った神と信仰者の団体か。厄介中の厄介だな」


マカは顔を思いっきりしかめながら言った。


…女子高校生がする表情ではない。


「くっ腐っているの?」


「恐らく最初はもうちっとまともな神だったろうよ。だが神も不死ではない。人の信仰心が失われていけば、その力も存在も薄れていくんだ」


マカは神妙な顔で、腕を組んだ。


「焦った信仰者共は、お前達みたいなのを利用して、今度は別の形に作り直そうとしたんだろうよ」


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