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「だけどそれだけの魂を集めて、シスター達は何がしたいの?」
「詳しくは分からない。だけど魂というのは、強大なエネルギーでもあるんだ。恨みの念を抱いているのなら、余計にね」
「肉体の方は主とやらに喰わせて、その魂を利用し、より多くの魂を収集していたらしい。…恐らく最終的には、人間ではない別のモノを作り出そうとしたんだろうな」
マカは難しい顔をして言った言葉に、引っかかりを感じた。
「人間では無いモノって…」
「人工的に、神でも作ろうとしたんじゃないか?」
「かっ神? 人の魂って集めれば神になるの?」
「普通は成らない。ましてやお前達は元は普通の人間であって、能力者はいなかっただろう?」
「うっうん」
「だからこんな回りくどい手を使ったんだ。…ああ、聞くのを忘れていたがな」
「なぁに? マカ」




