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高校を入学してすぐ、イジメに合ったわたしは、親や学校の先生の勧めで、とある施設に通っていた。


そこはわたしみたいに学校でイジメを受けていたコや、一般的に問題視された子供が集まる所だった。


そこに通えば、高校に通ったことと同じことになると言われ、数ヶ月間、通っていたのだ。


「キミはそこを、死ぬ直前まで通っていたよね?」


「…それが何? あの施設では別におかしなことなんて…」


「残念ながら、あったんだよ」


「…えっ?」


コウガはニッコリ笑顔で話を続ける。


「そこはね、キミみたいないわゆる学校で問題児になっている生徒達が集まっていた。そういうコ達は多かれ少なかれ、心に闇を持っていただろう?」


「そっれは…」


―否定はできなかった。


学校から、親から邪魔者として弾かれてしまったのだ。


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