表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
101/161

7

「相も変わらず冷静ですね。ですが彼女のこと、気に入っていたのでは?」


「使えるヤツは好きだ。それに私はアイツの影響は全く受けないしな」


「逆にあなたの方が、消耗していたぐらいですしね」


ソウマさんは僅かに険しい表情をして、マカを見つめる。


「いくらあなたが無限の力を生み出す能力者とは言え、死霊を実体化させるなんてかなりの無茶をしましたね」


「自分で家事をするのと、アイツに力を分け与えるのを天秤にかけたまでだ」


「まったく…」


相変わらず淡々と答えるマカとは違い、ソウマさんは心労からため息を吐く。


「まあ後少しで終わるのならば、もう何も言いません。後は…彼女自身の問題でしょうから」


「だな」


マカは眼を閉じ、静かにソファーに身を沈めた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ