馬鹿×馬鹿の奇妙で呆れる日常(仮)
20XX年 10月30日午後13時N市駅前
一人の冴えない青年が待ち人を待っていた。
彼の名は鈴木(仮)なぜ仮なのか、と問われるとそう言う名前だからである。犬が犬、猫が猫と呼ばれるように
そんな鈴木(仮)の見た目はと言うと名前に反して
かなり地味 イケメンでもなく不細工でもなく間違いなくアニメならモブキャラの顔付きである。
がこの物語の主役なのだ。
包囲殲滅陣だったり肉の両面焼きだったり個性派の多いこのなろう小説界の中でも冴えない男それが
鈴木(仮)である。
とまぁ彼の紹介はここまでにして物語に戻るとしましょう
「遅い、遅すぎる」彼の顔は般若の用な表示だった
今日からルームシェアを始めるのだが相方が大遅刻をしていた。
以下回想
「鈴木(仮)明日11時集合な! PS括弧のなかに()入れるとややこしいね」
こんなメタ発言を噛ましたアホの相方が全く音沙汰なく2時間経過していた。
「もう家帰るか、あっ家の鍵あいつがもってるんだった。」なんて一人でツッコんでいると遠くからアホの声が聞こえた。
「鈴木(確定)!まったー?」勝手に人の名前を確定扱いした彼がルームシェアの相方田中(仮)である。
彼もまた仮なのだ以下略
そんな彼の見た目はと言うとグレーのスウェットにこれから登山でも行くのかというリュック インドアなのかアウトドアなのか、引きこもりなのか登山家なのかよくわからない格好をしていた顔はと言うと茶髪のツーブロックにアホ毛が出ている子犬系の顔をしていた。
偏差値は低いが顔面偏差値は高いのがこいつの特徴である。
「待ったーじゃねーだろ待ちすぎて幼稚園児にかつあげされそうになったぞ」と鈴木(仮)
「どうまってたら幼稚園児にかつあげされるのさ」田中(仮)があきれていると田中(仮)にLI○Eにメッセージが届いた