第7話 体力テスト
「次!青砥!よーい、」
ピー!
今は高校初めての体育の時間だ
一学期の初めは中学同様体力テストから始まるみたいだ
あー、めんどくせ
「お、速いな。青砥6秒4!陸上入れよ!」
「どーも。いやー先生勘弁して下さいよー俺、放課後は忙しいんです!」
「そうかー、残念だな!」
体育の教師って8割こんな感じだな。嫌いじゃないけど。
「風助速いね!僕なんて8秒代だったよ」
「まあなー!でも人間50mが速くなくても生きていけるって」
「そりゃそうだけどさ……」
おおー!
すげえなー
はやーい!
ん?この歓声は、あいつか。
「り、竜崎6秒2……ありえん。陸上入れよ!」
「やたー!去年より速くなった!」
「聞いてない……」
「竜崎さんすごいなぁ。女子で6秒前半って」
「あいつを女子として考えない方がいいぞ。女子に失礼だ……
げっ!こっち来やがった!」
「風助〜!何秒だった?」
くそ、こいつの場合悪気がないからな。逆にムカつく。
「……4」
「6秒4?よし!今年も私の勝ち!」
「わかんねーだろ!5秒4かもしれないだろ?!」
「そうなの!?」
「違うけど!」
「なんでやねん!」
「2人とも落ち着いて。」
その後も体力テストは続いたが
結局風助が千波矢に勝てた種目は長座体前屈だけだった