第10話 不思議体験?
「姫!お茶買ってきました!」
「だから姫じゃなくて千波矢だって!お茶はありがとう!」
先日千波矢がチンピラ達(堤もいたらしい)から助けた女子
高遠鳴音はその後千波矢をとても慕うようになった
『姫』と呼ぶのはチンピラの中の誰かが
千波矢の昔のあだ名を言ったのを聞いたんだろう
あと、あれ以来学校では千波矢にべったりだ。クラス違うけど。
「よかったね、竜崎さんに友達できて。」
「おう、これであいつの世話をする時間が減った!」
「ふぅーすけぇ!」
うん、やっぱ『減った』だけだ。
「なんだよ、高遠と仲良く昼飯食ってろよ」
「あのさ、真聖君もだけど今度の土曜日暇?」
「「??」」
「僕は暇だけど、なんで?」
「鳴音ちゃんのクラスで噂になってるらしいんだけどね──」
千波矢の説明だとくそわかりづらいから俺が要約しよう
高遠のクラスの佐藤さん(女子)が先週の土曜日に
忘れ物を取りに学校に来たそうだ
目的の物を取り、帰ろうとしたとき急に意識が無くなり
気づいた時には雨の中屋上にいたという
「しかもね!そういうのがこの学校毎年あるんだって!結構!
唐津高校七不思議とかあるのかな!?」
「知らねぇよ。それでなんで「土曜日暇?」になるんだよ。
まさかとは思うけど学校に行こうなんt「行こうよ!」
やれやれ、また始まったよ。
「俺は行かないぞ。どうせなにも起きないし、起きたとしても面倒だし」
「ええぇー、ケチーー!」
「…………。」
「ん?どうしたの?真聖くん?」
「風助、行こう。」
「おお!!」
「んあ!?真聖までどうした、オカルト好きだったのか?」
「屋上にいたって事はさ、もしかしたらだけど誰かに落とされそうになったのかもしれない」
「で、でも本人がそういうなんかあれかもしれないだろ?!」
どうゆうあれだよ、俺。
「まあ、確かに佐藤さんの夢遊病とかかもしれない」
「だろ?」
「だから、先に聞きに行こう!」
「へ?」




