第1話 幼馴染み
どうも。
初めて書く小説なので至らない部分もありますが
暖かい目で読んでやってつかぁさい(/'ω')/
指摘・批判なんでもいいので感想ください!
それではどうぞ!
清々しい四月の朝
今日から俺の新しい日々が始まる!
「んーー!」
高揚感を抑えながらぐっとノビをする
……!!───来やがったな
タッタッタッ
忍ぶ気もない足音と共に誰かが近づいてくる
……誰かはわかってるけど
「ふぅーーすけぇ!くらえっ!」
足音の主は叫びながらラリアット(?)を繰り出してくる
スカッ
俺がしゃがんで避けたためラリアットは空を切った
「くそー!またスカした!」
「お前いい加減諦めろよな………」
なぜか俺に渾身のラリアットを当てることを最近の目標としているこいつの名前は竜崎千波矢一応、女だと聞いている
「今日は当たると思ったのにな〜
ま、いっか!それより楽しみだね!学校!」
初日から遅刻はヤバいので俺も千波矢も歩きだす
「楽しみだけど、いいか?高校ではあんま俺に関わってくんなよ」
「わかったわかった。フツーの高校生活を送りたいんですよねー」
「本当にわかってんのかな〜?」
そう、俺は普通の高校生活を送りたいのだ
普通に勉強して
普通に友達と遊んで
普通に彼女を作る!
そんな普通に充実した日々を過ごしたい
それには、残念ながら一緒の学校に入学することになった幼馴染みのこいつが邪魔なのだ
なぜそんなこと言うの!と思われるかもしれないが
それを説明するにはまず千波矢の説明からする必要がある
竜崎千波矢。
俺んちの向かい側に住んでることもあり
両親同士も俺たちが産まれる前から仲が良かったようだ。
そんなとこに、
しかも同じ年に生誕した2人が関わらないわけも無く
小さい頃はよく2人で遊んでいた
しかし、小学校に入るとヤツの才能が開花し始めた
とにかく落ち着きがないのだ
休み時間になると教室・廊下を縦横無尽に駆け回ったり
それにより窓ガラスをひと月に平均1.8枚ほど割ってみたり
女子のくせに男子を泣かせたり
教室に外で捕まえてきた大量の虫を教室に解き放ったり
授業中に線香花火をしようとしたり(マッチで火をつけれず失敗)
担任の吉田先生が千波矢を焼却炉に投げ込まなかったのが不思議なほどだ
とにかくひたすらにアホ
こんな女とつるんでたら
友達も彼女も出来やしない
と、俺は考えたのだ。
そんな事無いかもしれないが万全を期するに越したことは無い
そんなこんなで学校に着いた