表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/57

桜の木の下で(6)

暗転

 

[場所:公園、桜の木の下]


 明転


[春美]:「はあ、疲れた……相変わらず、あいつらと一緒にいるのは骨がいるな。たまにこうして抜け出さないと、体がもたないな…」


 春美、桜の木を見上げながら。


[春美]:「……今日も、咲いてないか」


 春美、そのまま桜の木をじっと見つめる。


[杏花]:「桜の木が好きなの?」

[春美]:「ん?」


 春美、辺りを見渡す。


[春美]:「気のせいか……」

[杏花]:「ねえねえ、桜の木が好きなの?」

[春美]:「何だ? 声が聞こえてきたような……」

[杏花]:「あれ、聞こえてないのかな? 春美お兄ちゃ~ん!(大声で)」

[春美]:「…………っ!」


 春美、肩をびくっとさせる。表情は同じだが、確実に驚いている。

 春美、ゆっくりと後ろを振り返る。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ