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桜の木の下で(1)

 [場所:春美の部屋]


[洋介]:「早いもんで、大学生活も二年目か。」

[百合]:「本当にそうね~。まだ三人とは一週間前くらいにあったような感じだものね」

[あやめ]:「一週間前は短すぎる気がするけど、会ってからそんなに経ってない気がするのは本当ね。時間が過ぎるのは本当に早いわね」

[洋介]:「はぁーあ。後二年したら、大学も卒業して社会人になってるかもしれないんだよな~。全く実感がわかねーや」

[百合]:「確かに、洋介がスーツを着てる姿は、想像がつかないわね」

[あやめ]:「というか、ちゃんとスーツに袖を通すことを考えてたんだね」

[洋介]:「失敬だな二人とも。俺だってちゃんと未来のことは考えてるんだぜ?」

[百合]:「じゃあ、どんな会社に着きたいと思ってるの」

[洋介]:「そうだな~、いくつかあるんだけど、例えば…」

[百合]:「へー、すごいわね~」

[洋介]:「そうだろそうだろ……っておい! まだ何も言ってないぞ俺は!」


 洋介、百合に向かって右手でツッコミを入れる。


[あやめ]:「二人とも、そのボケとツッコミはもう古いよ。というか、さっきから古いネタが多すぎる気がするんだけど……」

[百合]:「古き良きって言葉があるでしょう? 時代が進んだ今だからこそ、こういう昔のギャグがおもしろいと思うのよ」

[あやめ]:「だとしても、ちょっと今のは……」

[百合]:「洋介、どうやらあやめは私たちのギャグじゃ満足できないらしいわよ」

[洋介]:「うーん、困ったな。何か良い方法は……」

[百合]:「やっぱり春美くんじゃないとダメなのかしらね」

[あやめ]:「な、何でそうなるのよ」

[百合]:「だって…」

[春美]:「ん? 呼んだ?」

[百合]:「いや、なんでもないわ。気にしないで頂戴」



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