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悴墜の都  作者: ALSIER
第1章 予選
3/3

A-2

【オマタセ。GMノからすまくんダヨ!返事ヲシロヨ・クズドモ】

円の内側から聞こえた声は何も知らないキョウたちを驚かせた。勿論、誰かの悪戯でもない。誰も視界に入れないようにしていた首吊りから声が聞こえたのだ。

「なんなんだよ、もう」

かなりキレ気味だ。ライはその場に現れたGMを怒鳴りつけた。

【うるせえなクズが・殺すぞ】

ふざけた感じのなくなった声でGMが脅した直後。何かがライの目の前におちた。ガシャーン、それは大きな音をたて、そこにおちた。ガラスだ。割れたからガラス片になってはいるが、相当なサイズだったようだ。狙えば恐らくライも殺せただろう、GMは絶対の存在のようだ。ライはさっきまでの威勢はどこにいったか、相当おびえている。


【オチツイタネ。コレヨリ・悴墜ノ都・予選ヲ開催スルヨー】

【ヤルコトハ簡単ダヨ・フルイワケダ】

【君タチ全員ヲ天使候補トスルニハ・余リニ多過ギル】

【ソコーデ】

【君タチニハ死ンデモラウヨ】


数名が悲鳴をあげた。恐怖で顔が歪む。今言った内容を反芻していたる人もいる。死んでもらう?とても現実とは思えない。いや、思いたくないのだ。この状況を見ればそれは十分に考えられることだっただろう。そう、あくまで僕たちは監禁されている身なのだ。ご丁寧に錠までかけられている。それに相手はここの空間内の者は全員殺せる力を持っているだろう。ここは大人しく話を聞くしかない。そう考え、首吊りの言葉を待った。


【うるせえな、静かにしろよ・発情期の猿共め】

【死ンデモラウノハホンノ少シダヨ】

【コノ中ノ要ラナイ人ヲ焙リ出スダケダシ】

【淘汰サレル側ニ選バレナイ様ニ・精々足掻クンダナ】


【ヂャア、ゲーム“篩拐ノ澱(シカイノオリ)”八ジメルヨー】

【ルールハ簡単・オ前ラデモ理解デキル様ニシタ】

【君タチニハ3ツノグループニ分カレテモラウ】

【マズハ一ツ目ノ出入口Aカラ脱出スル奴ガ5名様ダ】

【コノ中カラハ・1/4・ノ人ニ死ンデモラウ】

【ソシテ二ツ目ノ出入口Bカラ脱出スル奴ガ4名様ダ】

【コノ中カラハ・1/3・ノ人ニ死ンデモラウ】

【最後ニ残ッタ余リ者ハコノ部屋ニ残ッテモラウ】

【ソシテ半分ニ死ンデモラオウ・ヂャナイカ】


【ナ・簡単ダロ】

【制限時間ハ30分キリダ】

【死ニタクナケリャア・考エルンダナ】

【運モ実力ノウチダガナ】

【一応言ットクガ・最低限ノマナーハ守れレヨ】

【暴力行為ハ速攻デ殺す】

【ヤラレタラ叫ベ・スグニ対処シヨウ】

【錠モ始マッタラ外ソウ】

【では・お元気・で】


ゲームが始まり、錠が外れた。

その瞬間。

唐突に走り出したQがガラス片を手に取り。


 リンの首にそれを突き立て、殺した



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