給付金の10万円の申請はマイナンバーを使ったオンライン申請のほうがかえって手間がかかるようです
さて、10万円給付金のオンライン申請はなぜ同一人物が何度も手続きできる仕様になっていたりするので結局自治体職員が間違って多くの給付金を支給しないよう、申請情報と各自治体の給付対象者リストを照らし合わせて申請の重複をチェックしなければならずかえって手間がかかるようです。
あくまでもマイナポータルは単純に申請を受け付けるだけで、申請者が入力した情報は何のチェックもかからず、そのまま自治体に転送されるため、申請者が世帯主かどうかの判定はできないとのこと。
重複申請に関しても何のためにマイナンバー入力させてるの? 入力されているマイナンバーを識別して、すでに申請済の人は、「この番号は申請済です」と表示できるようになっていなければ意味ないですよね。
なので自治体ではマイナポータルから転送されてくる情報を紙に出力し、職員が住民基本台帳システムなどを使い、手作業で記載内容に間違いがないかや、必要書類が整っているか重複していないかなどをチェックし、修正や必要書類の提出依頼は、職員が申請者に電話をかけて行っているそうですが降っちゃけ余計な手間にしかなっていないようです。
実際オンラインだと職員2人コンビでの入力内容と台帳との目視確認作業があるので1日150人が限界で、郵送だとすでに台帳確認作業を終えた上での送付だから1日3000件の処理が可能だとか。
さらにマイナンバーカードのパスワードの再設定のためには結局役所の窓口に人が殺到しているということでこれで役所内で感染拡大して給付が行なえませんとかになったら本末転倒だと思います。
中途半端に地方自治体にぶん投げて、作業を増やし現場に混乱を招くくらいなら全部郵送にしてしまったほうがいいような気がするのですけどね。