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雨垂れが穿つもの

作者: あかひな

『おめでとう』を言うために



 男には無限の時間があった。 

 いつから無限だったのかは分からない、いつまで無限なのかは分からない。少なくとも無限という概念を前にしては始まりや終わりなど考えるだけで無駄なことで、いくら考えたって分かるはずがない。だから男はそれについて考えるのをやめていた。

 とにかく分かっていたのは自分は老いず自分は死なず無限に生きてられるということだけ。有り体に言えば男は不老不死だった。


 特に人魚の肉を食べたわけでも神様にもらった不思議な果実をかじったわけでもなく、気がついた時には既に不老不死だったと男は記憶している。果たして無限の時間を生きてきた自分の記憶が正しいのか男に判別することはできなかったが、とにかく印象に残る出来事はなかった。さすがにそんな一大イベントがあったらいくら出来の悪い自分の頭でも覚えてるはずだと男は思う。


 いつまでも生き続ける男は常に飽いていた。


 時間は無限にあって、やれることだってほぼ無限にあって、死なないから挑戦だって無限にできた。

 だからありとあらゆることをした。世界中のあらゆるスポーツを経験し、あらゆる学問を学び、あらゆる娯楽を嗜み、あらゆる創作活動に手を出した。


 しかし……どれも大して長続きすることはなかった。


 何故ならば、世界はどこまでも空白だったのである。

 無限に生き続ける男の世界に、男以外の人間は存在しなていなかった。 

 いや……遥か昔、男がまだ普通に人間だった頃には存在していたのかもしれない。けれど無限の時間の中で人類はいつの間にか滅び去っていた。それこそ風に吹かれた埃のように呆気なく、気付いた時には何処にも存在していなかった。


 自分以外の人間がいない世界は退屈で、自分を見てもらえない世界は空虚で、男が何をしようと反響することはない。

 だから何をしてもすぐに飽いた。反応のない世界で何かをやり続ける意味や意義が男には感じられなかったのだ。


 もしかしたら元々飽き性で、物事を続けられない言い訳に空虚な世界を使っているのかも知れない。人に反応を貰ったところで自分が何かを気に入ってそれを続けられていたかどうかなんて分からない。

 だが今更どうでもよかった。今更過ぎる疑問だった。無限の時を生きる中でその疑問と男の感情は風化して行き、ただ空っぽな心だけが残った。



 そんな男が空っぽな心を抱えたまま過ごし、何千年経ったころだろうか……




 ――男は雨垂れと出会った。


 雨垂れはかつて家だったと思われる残骸の軒先からポツポツと垂れていた。

 家と言っても周囲は乾きひびの入ったコンクリートが広がるばかりの殺風景な場所であり、この家の周り数キロには残っている建造物などは無かった。

 全てが風化して消え去ってる中で奇跡的のこの残骸だけが形を保っている。そこから垂れていたのが雨垂れだった。


 男が軒先へ近づくと雨垂れは陽気に話しかけてきた。


 「やあ、君は何をしているんだい?」


 男は特に雨垂れの声に驚くわけでもなく返事をする。

 とっくの昔に滅んだはずの人間に話かけられるならまだしも、雨垂れに話しかけれることなどこの世界ではそう珍しいことではない。


 「別に何をしてるわけでもないさ。やりたいこともやるべきことも無いし、面白いことを探してただフラフラと歩いているだけ。」


 「そうかい、何か面白いことは見つかった?」


 「さっぱりだよ。強いて言うなら何百年かぶりにこうやって口を開いて会話ってやつをしたことくらいかな。砂漠に行って砂の粒の数を端から数えようとするよりは幾分か面白い」


 「砂漠!そいつはすごいなぁ!僕は砂漠に行ったことがないんだよ。砂の粒は全部でいくつだったんだい?」


 「そうだなぁ……千粒よりは多かったと思うが、途中でつまらなくなってやめてしまったからな。正確な数は分からないよ」


 「なぁーんだ。残念」


 雨垂れは期待していた答えが得られなかったことに少ししょぼくれた顔をしつつ、男と会話している間も軒先からポタポタと落ち続けていた。


 そんな雨垂れに今度は男のほうが質問をする。


 「お前こそ何をしているんだ?」

 

 「何を?今もずっとやっているんだけど見て分からないかい?僕の下を見てごらんよ」


 男は雨垂れに言われたまま彼の下、つまりは雨垂れが落ちる先を見てみる。そこには男の肩幅くらいの直径と、男のつま先から膝くらいまでの厚さを持った大きな石が転がっていた。軒先から落ちた雨垂れはその石の上に当たってぴちょんぴちょんと跳ねている。

 しかし男にはこの現象と雨垂れが今やっていると口にしたことにイマイチ繋がりを見いだせなかった。

 

 「この石が……どうかしたのか?」


 「はぁ……勘の悪い人間だねぇ。これはただの自然現象じゃなくて僕の意思なんだよ。僕は自分の力でこの石に穴をあけようと決めたんだ。いつかこの石を穿って地面へ到達する!それが僕が今一番やりたいことさ!」


 雨垂れは冗談めかしたわけでもなく、遠回しな言い方するわけでもなく、胸を張って堂々と、本心から自分のやりたいことを宣言する。


 けれど言われた側の男には到底“はいそうですか”と納得できる話ではなかった。


 「なっ、軒先から落ちる雨垂れで石に穴をあける?余りにトンチキな話だな。仮にできたとしてそれは――」


 そうだ、仮にできたとしてもどのくらいの時間がかかるのやら。この雨垂れはこの先何千年何万年何億年と同じことをひたすら繰り返すのか。誰にも見られれず、誰にも応援されず、ただひたすらに。

 そう考えると、男はこの雨垂れの存在がどこか哀れなものに感じられた。

 

 だからなのか。男は柄にもなく心配する言葉を口にした。


 「……なぁ雨垂れ。そんなことをして何になる?」


 特に返答を期待した言葉でははない。

 男の中では“そんなことをしても何にもならないだろ”という結論が既にできあがっていて、雨垂れが何を言ってこようとも、全てはその結論に持っていって押し付けるためのやり取りでしかないのだから。

 無為なことを無為なままやり続けるのは辛く苦しい、自分のように摩耗する前に止めさせるべきだ。男はそんなことさえ思っていた。



 だが、雨垂れの返答は予想外のものだった。

 

 「そうだねぇ。時に何にもならないかな」


 「え?」

 

 男が最後に押し付けようとしていた結論を雨垂れはあっけらかんと、さも当然のように口にする。


 「何になるとか誰の為とかじゃない、僕は僕自身のためにやるんだ。僕がやりたいと思ったからやり続けるだけなんだよ」


 雨垂れの言葉が、男の空っぽの心に響く。


 「ほら見てみてよ。まだまだ穴ってほど掘れてはないけど少しずつ窪みができていってると思わない?」


 確かに窪みはできていた。けれどその深さは一ミリメートルにも、その百分の一にも満たないであろう僅かな窪み。この僅かな窪みを作るだけに雨垂れはたった一人で何百年ここで石に自分を打ち付けていたのであろう。それを想像するだけで男は目眩を感じてくる。

 無限の時を生きてきた男だからこそ、長い時間を一人で過ごす辛さは痛いほど分かっていた。


 「ああ、見えるよ。だが余りに途方もなくないか?終わりが全く見えやしない。途中で投げ出したくならないのか?」


 「時々はなるね。これをやり遂げた所で何かあるわけでも無いだろうし、他の人から見れば僕のやっていること自体無意味なことなのかもしれない。自分の存在にひどく悩む夜だってある。でも僕はこれをやっている時だけは楽しいんだ。僕の成果が石の窪みとなってハッキリと分かる。頑張れば頑張った分だけ目に見える成果が多くなっていく。たとえ誰に認められなくても、褒められなくても、僕は自分のやりたいことをやるよ」


 「……っ」


 雨垂れの言葉は何も残してこなかった男にとって余りに眩しい言葉だった。

 雨垂れは苦しさ知らない無垢な挑戦者ではなかった。長く苦しい葛藤を抱えつつも自分のやりたいことに真摯に向き合っていただけだったのだ。


 男は言葉を出せない。

 ただただ雨垂れの近くにいるのが辛くなり、嫌になり、耐えれなくなり、背を向ける。

 いつもそうして何かを諦めてきたように、いつもそうして何かから逃げてきたように、男は雨垂れからも目を逸した。


 

 「もう行くのかい?」


 男は背を向けたまま答える。


 「……ああ、行くよ」



 「君はこれからどうするんだい?何かやりたいことはあるの?」


 男は弱々しい声で答える。

 

 「特に無いよ。でも特にやりたいことがなくたって生きることはできる。この世界は少し退屈だけど……それでも生きるのには困らない」


 震える声で答える。


 「生きてるだけなら……できるから」


 

 「そっか。生きてるだけで生きれるなんて、人間って生き物は楽そうでいいね」


 最後にかけられたその言葉には、答えることはできなかった。


  

 男は無言のまま雨垂れの元を離れて歩き出す。

 ひび割れたコンクリートの地面を当てもなく目的もなくフラフラと歩き出す。今はただ一刻も早く雨垂れの元を離れてどこか遠くへ行きたかった。


 人間……果たして自分は本当にまだ人間なんだろうか。生きているだけなのは死んでいることと変わらないのではないだろうか。不老不死の男は空っぽの心に今まで感じたことのないモヤモヤとした気持ちが生まれていた。


 男はそんな感情を抱えたまま荒廃した世界を歩いていく。


 どこまでも、いつまでも、歩いていく。


 無限の時間を生きるだけの、終わりのない男の旅が再び始まっていく。



 


 そして、男と雨垂れが出会うことは……二度となかった。

 


 

 ・

 ・


 ・

 ・



 ・

 ・



 ・

 ・ 



 あれから何千年経ったのだろう。いや、何万年何億年かもしれない。


 ともかく男の生活は以前と変わらず、定期的に何かに手を出しては飽きての繰り返し、何を続けるわけでもなく何を残すわけでもない生活を続けていた。

 無限の日々の中で男の中の感情は前よりもすり減り、今では独り言を呟くことさえ滅多にない。

 当然遥か昔に出会った雨垂れのことなんて記憶から綺麗さっぱり消えていて、あの時感じた不思議な気持ちさえ今の男には思い出せなかった。



 だからだろうか。男は偶然にも再び雨垂れのいた場所を足を踏み入れていた。


 もちろん男が自分の意識して来たわけではない。雨垂れのことを忘れていてからこそ無意識に足を運んでしまった。世界を何百周もしていれば同じ場所に来ることも珍しくないのだから。


 以前周囲に広がっていたヒビ割れたコンクリート地帯は更に風化が進み、灰色の砂が敷き詰められた小さな砂漠のようになっていった。

 そのせいか男は砂漠に足を踏み入れても雨垂れのことは思い出さず、フラフラと中央のほうまで歩いていく。砂や砂に埋まった瓦礫に足を取られつつもフラフラと歩いていく。


 

 そして……男の目に見覚えのある軒先が映った瞬間、男の脳内にいつかの光景がフラッシュバックする。


 「あっ……」


 男は思わず走り出していた。

 全てが朽ちた灰色の砂漠の中で一つだけ形を保っている軒先へ全力で走っていく。

 ぴちょんぴちょんと軽快な音を立てる雨垂れの音がした気がした。自分に向かって陽気に話しかけてきた雨垂れの声がした気がした。男の脳内であの時の雨垂れとの会話が少しずつ蘇ってくる。


 「あま……あまだ……」


 声を出すのが久しぶり過ぎて自分の声が上手く出せない。喉が掠れて痛くなる。


 あの時は逃げてしまった男だったが、雨垂れのことを心のどこかでは気にかけていた。

 自分から会いに行く勇気が出ないまま記憶は風化してしまっていたが……それでも風化する前は本当に気にしていたのだ。


 あれから雨垂れはどうなったのだろう。まだ一人で石を穿ち続けているのだろうか、それとも諦めてしまったのだろうか。どちらにせよ無理な話だったと慰めてやることくらいはしてやりたい。

 そんな気持ちは男は軒先へと近づく。


 だが……


 「……?」


 聞こえない。軒先からぴちょんとぴちょんと垂れていた雨垂れの音が聞こえない。


 男が見上げた軒先に……雨垂れの姿は無かった。


 「…………っ」


 当たり前の事実。あれからどのくらい時が流れたと思っているのか。

 いくら命を持たない雨垂れとは言え、無限の時を生きる自分とは生きている時間の流れが違いすぎる。

 分かっていたはずのことなのに、まだ不老不死になりたての頃に何度も痛感した事実だというのに、もう慣れていた何も感じなくなっていたはずなのに、改めて体験すると……やっぱりどこか割り切れないものがある。


 そうして項垂れ、視線を下げた先――


 男の足元には“穴のあいた石”があった。


 「…………?」


 男の膝の高さと同じくらいの厚さを持った大きな石に小さい穴があいている。

 穴は石の上から石の内部を真っ直ぐに貫通して地面まで繋がっていた。

 決してヤスリで磨かれたような綺麗な穴ではなく、何度も何度も浸食を繰り返したようなでこぼこの穴。けれどそこに石を穿ったものの絶え間ぬ努力が見て取れた。


 「ああ……ああ……」


 男の口から声が漏れる。


 そう。雨垂れは成し遂げていたのだ。

 男がフラフラと当てもなく彷徨い、生きるているだけの時間を無為に過ごしていた間も雨垂れはは一心不乱に穴を彫り続けていた。いや……乱れ悩んだ日だってあったかもしれない。それでも心を強くもち一心に岩を穿ち続けた。その成果が目の前に現れていた。


 さらに男は石の表面にナイフか何かで刻まれたたくさんの文字を見つける。それは少なくとも十人か二十人以上の人が別々に書き込んでいるように見えた。使われている言語は世界中のもので様々、風化具合から見るに書き込まれた時代も様々。きっとこの滅びた世界で、その時代時代に生き残っていた者たちが雨垂れの元を偶然訪れ、そして言葉を書き込んでいったのだろう。

 この無限に滅びゆく時代に人間の寿命はあまりに短すぎ、荒廃した世界はお互いが出会うには広すぎる。きっとどう足掻いたって出会うことのできなかった人たち。そんな人たちの言葉が雨垂れの穿った石に並んで刻まれている。


 その中にはかつて男が使っていた言語と同じものがあった。



 『おめでとう』


 

 そう。その言葉たちは祝福の言葉だったのだ。

 誰とも知れない、どこの時代のどの国ともしれない人たちがみな、雨垂れの残したものに祝福の言葉を刻んでいた。

 それは信念を貫き通した雨垂れに対するものなのか、ここへ辿り着いた未来の誰かに対するのものなのか、男には分からない。

 ただ……雨垂れが諦めずに成し遂げたものがこれだけ多くの人を繋ぐ輪になったということは確かだった。



 言葉を発せず立ち尽くす男を、何処からか吹いてきた暖かい風が撫でる。


 風は男の元を通り過ぎると石にあいた穴へと入った。

 雨垂れが作り上げた穴、努力の跡が見える浸食のデコボコを風がなぞり、楽器のように不思議な音色を奏でていく。

 男にはそれが綺麗な女性の声のような……とても落ち着く音色に聞こえた。風の精までもが彼の作り上げた成果を高らかに謡いあげていた。



 

 しばらく風の音色を聞いていた男はふと我に返る。


 そして自分も他の人に倣おうと思い立ち、ナイフを取り出して石の前にしゃがんだ。

 震える手付きでガリガリと雨垂れへの『おめでとう』の言葉を刻んでいく。不器用なせいで伝わるかどうか微妙な字になってしまったが、きっと気持ちは伝わるだろう。

 

 本当にすごい……いやすごいよ。自分は少し会話したくらいだけど、それでもやり遂げたことはすごい。本当に心から称賛したい。手放しで祝福したい。それは男の嘘偽りない気持ちだった。


 なのに……どうしてだろう。


 ナイフを持つ男の目からは涙が溢れていた。

 祝福の気持ちと共に言い表せない感情がこみ上げてくる。羨ましいのか、悔しいのか、男自身でさえよく分からない。

 どうして自分はこうなれないのか!どうして自分は何かを成し遂げることができないのか!途中で諦めて、投げ出し、逃げ続けてきた無限の過去の自分がたまらなく嫌になる!


 「うっ……ぐっ……おえっ……」

 

 繰り返す嗚咽を必死に堪え、どうにか『おめでとう』を書ききり、持っていたナイフを砂の地面へ突き刺す。


 そして、男は咆哮した。



 「うああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっっっっ!!!!!!!!!!」


 

 何十億年ぶりの、喉が擦り切れるほどの咆哮。


 男の叫びが無人の砂漠に響き渡る。



 「あぁ……はぁ……ぐっ……」 


 ボタボタと垂れる涙と涎が灰色の砂へと染み込んでいく。



 空っぽだった男の心には雨垂れに穿たれた大きな穴があいていた。

 ドロリとした重い感情が穴から心の中へと入り、空っぽだった心を満たしていく。


 胃もたれしそうな濃厚な感情、でも久しぶりに感じるこの重さが心地よくてたまらない


 「ああ……いいなこれ……」


 笑う。自然と笑みがこみ上げる。


 羨むなんておこがましい、悔しがるなんて時間の無駄だ。


 男は地面を踏みしめて立ち上がる。

 怠惰であった無限の時間に別れを告げて、だた生きていただけの自分にさよならを言って。


 自分の生きた証を残すために、果てしない道を歩き出す。



 

 泣き腫らした目には――熱い何かが宿っていた。

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