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どちらかが好きになった時点でそれは、

通知の鳴らない夜に、わたしは君を失った

作者:織原梨々衣
彼の「優しさ」に救われた私と、
その「優しさ」にずっと甘えてきた私。
すれ違い、もつれながらも月1~2回、通話をするだけの関係。
繋がっているようで、もう何も始まらないと気づいていた。
それでも――この曖昧な距離のまま、永遠に続けばいいと願っていた。

だけど、七夕の夜。
「織姫と彦星の気持ち!!」なんてふざけたメッセージに、
彼はもう返事をくれなかった。

きっと彼は、もう十分だったんだ。
優しくし続けることにも、私を傷つけずにいることにも。

あのとき、わたしが“好き”を伝えていたら――
そんな「もしも」を残して
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