表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
328/339

そうだダンジョンに潜ろう 17

群れが少し怯んだような気がした。



様々な方向から繰り出される両前脚から繰り出される攻撃を躱し続ける。

真っ先に飛び出してきたはずのボス個体は後ろに下がり、頭の角を振り回してまるで指揮者の様だ。


上から飛んできた個体の攻撃を飛んで躱す。

地面に吸い込まれたその攻撃は、地面を陥没させその威力の高さを物語る。


飛び退いた俺の着地を狩ろうと数体のモンスターが殺到する。

魔力の爆弾を数発ばらまいて牽制。


この威力では怯ませるのが限界の様で、奴等の甲殻には傷1つ付いていない。

防御力も中々高い…。


1体1体が高い攻撃力と機動性、防御力を併せ持っている。

そして何より厄介なのがあのボス個体。


奴が群れ全体の指揮を執り、獲物を狩るための動きを指示している事は明白。

巣穴から他の個体が目を覗かせている所を見るにまだ数がいるのだろう。


毎回この規模の群れで現れるとなったら危険度はかなり高くなる。

並みの潜行者には荷が重そうだ。


相性によっては隊長クラスでも手を焼く事だろう。

魔力を少し放出する。


その瞬間群れ全体が強張った様な雰囲気を感じる。

ボスの命令を待つ様に待機する個体、漏れ出た魔力に驚いたのか数歩後退りする個体。


この事からこのモンスターは群れとしての社会性と個の意思がきちんとある事が伺える。

よくよく見ると、個体によって甲殻に傷や年季の様なものを感じる。


ふと違和感を感じた。

モンスターの大群の中に小さな気配を察知したためだ。


俺が違和感に気を取られている内にボスが指揮を再開し、それと同時に大群となって群れが襲い掛かってくる。

先程より襲い掛かってくる規模が大きい。


これではお互いが邪魔して上手く攻撃できないのではないか?

そんな疑問がよぎったが、先程の小さな気配を思い出す。


「成程。」


俺は全身に防御用の魔力を展開する。

その瞬間、羽音と共に何かが近づいてくる。


それは俺に近付くと衝撃を伴う爆発を起こした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
新作公開しました!
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ