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そうだダンジョンに潜ろう 6

まぁ何はともあれ、倒せれば美味しい獲物だ。



メガネウラの素材を解体し、魔力結晶と共に回収してバックに詰める。

その際に出た匂いに釣られたのか、何体かモンスターの近づく気配を感じる。


魔力の感じから植物型も数体混ざっているのが分かる。

植物型のモンスターは普通のモンスターに比べて気配が薄いという特徴があると百合(ゆり)水藻(みなも)に話したことがあるが、結局信じてくれなかった事を思い出す。


死臭に釣られてくるモンスターなので、戦闘的にも素材的にも美味しく無さそうだ。

この集団と戦っても問題なく討伐出来るだろうが、今回は歯ごたえあるモンスターと戦いたいだけで、雑魚を蹴散らしたい訳ではない。


そのため今回はさっさと先に進む事にする。

メガネウラのようなそこそこおいしいモンスターやゲートキーパーであれば片手間に討伐しても良いが、そうでないなら意味も無いだろう。


俺に敵意を持って向かってこないものや、民間からの需要のあるモンスター出ない限り余計な殺生も必要あるまい。

全身に魔力の幕を張り、地面を踏みしめて思いっきり蹴り出す。


地面が陥没する程の力で蹴り出された俺の体は弾丸の様な速度で進み、目の前の木や地形を破壊しながら突き進む。

俺自体は魔力の幕に守られて全く傷付かない。


唯々俺の通った場所だけが一直線にくり抜かれていく。

環境破壊?ダンジョンはゆっくりとだが勝手に再生するから問題ない。


特にこの旧新宿駅ダンジョンはその日の機嫌でダンジョンの種類や地形が全くの別物になってしまうので、全く問題ない。

時には浅い層から火山の地形が生成され、怖いもの見たさで挑戦した潜行者が被害に遇った事例もある。


全く以って油断ならないダンジョンだという事を忘れない様にしないといけないな。

そんな事を考えながらも高速で直線をひた進む。


次の階層への階段を発見したのはこれから少し経ってからだった。

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