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学園の生徒達 9

彼女等も無事に討伐を完遂した。



生徒達は順調にレベルアップをしていき、午後3時現在で全員がレベル4に達したと報告を受けた。

いたって順調に進んでいる。


訓練終了まであと1時間。

このままなら無事全員に合格通知を送る事が出来そうだと、俺は胸を撫で下ろす。


このダンジョンでレベル4のパーティであれば、通常戦闘ではまず危険は無いだろう。


あるとすればホーンラビットの突進攻撃を不意打ちでくらうことくらいだろうか?

可愛い見た目に騙される事なかれ。

素早い身のこなしでフィールドを縦横無尽に駆け、その硬い角での突進攻撃は薄い鉄板ぐらいだったら容易に貫通する威力がある。


しかし直線的な攻撃方法しかないため、余程の事がない限りは攻撃を回避し損ねることはない。

なんならその性質を利用して簡単に討伐する事も出来る。


肉も癖がなく、毛皮は衣類や小物、角や尻尾がアクセサリーに加工されたりと幅広い活躍の機会がある。

耐久面が低いのが難点だが、逆に考えると常に補修や加工に需要がある強みだと捉えることも出来る。


容易く狩れる、素材に需要がある、そして食える。

この三拍子で低深度の中でも人気と需要の高いモンスターの1種になっている。


3匹討伐して持って帰れれば、ひとり暮らしの成人男性2日分の生活費になると思えば人気なのも頷けるだろう。

俺もこの立場がなければ毎日兎狩りして過ごすのも悪くないかもしれない、そう思うぐらいには美味しい獲物なのだ。


そんな潜行者にとって美味しい獲物が目の前で狩られていく。

相場もまだ知らない彼等はこの後換金所に行って、ダンジョンが思ったよりも儲かる事に驚くだろう。


なので今回と前回でこのダンジョンを潜れなくしてしまったのはここを狩場にしている潜行者達に本当申し分ないと思う。

クレームは対策本部長宛で頼む。

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