表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
292/339

あの後とこれからと 5

その間、月隠(つきごもり)は体勢を変える事は無かった。



月隠の報告を聞いた後、頭の中で軽く今の情報を整理する事にした。

まずは今回のカルト集団に首謀者。


これは自称魔王の無貌の悪魔で間違いないだろう。

ダンジョン災害で亡くなった人達の生命力を吸収し力を付けて魔王(仮)となった奴は地上に進出し、随分と早い段階から狐塚(こづか)鰐淵(わにぶち)に目を付け囲い込んだようだ。


この事は2人の事情徴収において判明した。

両名ともダンジョン災害で家族を失い、困窮していた所を拾われたらしい。


ダンジョン関連のルールが出来る前にダンジョンに潜り、ある程度2人を鍛えてたみたいだ。

ルールが出来てからは人里離れた廃棄予定ダンジョンに潜り、その際手に入れた素材や結晶装備を裏ルートで売却して活動資金にしていたようだ。


ある程度資金に余裕が出来たら人員を集め、その中から現状に不満のある実力者を幹部にしていったらしい。

活動が活発になり始めたのはこの辺りからだそうだ。


現状に不満のある過激派が増えた事で、強引な動きや勝手な行動をする者達が出始めたようだ。

潜行者をターゲットにし始めたのもこの時期で、潜行者の行方不明者が出始めた時期と合致している。


2人と熊谷(くまがや)はこの動きに否定的だったみたいだが多数決的判断と、奴のダンジョンで亡くなった人間の生命力を吸収する性質上、潜行者を狙うのは理にかなっていたのだろう。

そう言った事情で反対をしても聞き入られなかったとは狐塚の談だ。


最終的な被害者で分かっているのは第六部隊の者が撮って来た写真の2人だけだが、結構な人数が被害に遇っていると思って間違いないだろう。


そして問題は海外の魔王的存在の状況だ。

あの時流れ込んできた情報、海外の被害状況は思っているよりも深刻だ。


奴の言っていた通り被害者の命が力になるとしたら大きな国、特に人口の多い地域を持っていた存在は奴より強大な力を持っている事は安易に想像がつく。

俺はまた一つ悩みの種が出来たのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
新作公開しました!
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ