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只野 優人の評価 ダンジョン対策本部広報部のメモ

我々の実質的な総隊長である第一部隊隊長 只野 優人に関する情報を一部ここに記する。


位、レベル不明。

彼は普段魔力や気配を抑えて生活しているため私の感知能力では推し量る事は出来なかった。

他の隊長達にも聞いてみたがとんでもなく強いという情報しか手に入れられず、正確な数値を聞くことは出来なかった。

噂によると過去に黒川博士が作った魔力測定器で測定不能の結果を叩き出したらしい。(その測定器は壊れて使い物にならなくなった。)

何度やっても同じ結果なので終には計る事を諦めたらしい。

この事から私には想像出来ない程に高い位とレベルに達していると言える。


戦闘スタイル 主に魔力を使った身体能力の強化並びに魔力操作による変幻自在な戦い方。

時折行われる只野隊長をお呼びして行われる模擬訓練において私達が見たものは最初理解できなかった。

結晶装備を主軸に考えられた戦闘規範の外を行く魔力を変幻自在に形成、操作し装備が無くても素手でそれ以上の出力を出し圧倒する姿は圧巻だった。

魔力操作と感知に長けた魔法使い(ウィザード)のクラスに就いている私でも同じことをしようとしたらどれ程の時間が掛かるか、そもそも出来る様になるかも分からない程の緻密な魔力操作能力。

しかもそれを瞬時に行い戦闘中に次々と切り替えて縦横無尽に動き戦うのだ。

それだけでも計り知れない強さなのに噂では結晶装備は持っているが強力過ぎて普段は表に出さないそうだ。


他の隊長や部隊員からの評価・評判

隊長達から只野隊長がどのような評価をもらっているのかは私個人の感想になるが、外から見てる分には十分信頼されている様に見える。

私の直属の上司である白金(しろがね)隊長はかなり慕っているらしく、只野隊長でなければ隊長達を纏め上げる事は出来なかったとまで言っている。

流石はダンジョン出現後の日本を支えた英傑と言ったところだろうか。

隊員たちに関しては言わずもがなだろう。

温厚な性格にその実力を鼻にかけず、事務方の職員にも分け隔てなく接する態度で大いに慕われている。

それに、自分達の信頼している隊長達が信頼しているのだから全体的に良い評判しか聞かない。

特にダンジョン学園を卒業した者には厚い信頼を寄せられている。


結論

上記の事から膨大な魔力と変幻自在な戦闘スタイルで相手に隙を与えず制圧する圧倒的な強さを誇っているがその実力の底は誰も見えていないため未知数。

組織内ではその性格と実力により厚い信頼を寄せられている頼りになる存在。


これがダンジョン対策本部をまとめる第一部隊隊長であり最初のダンジョン災害時唯一の生還者 只野 優人の私から見た組織内評価である。

本作をお読みいただきありがとうございます。

今回は報告書風に書かせていただいたのですが、次の話も個人的にかなりさっくりとしていた為本日はこの後22時にまた1話掲示板回?風?の話を掲載させていただきます。

お時間ございましたらそちらの方もよろしくお願いします。

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