表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/131

12年働いた職場 

只野 優人の独白Ⅰ

ダンジョンの発生、それは多大な被害をもたらした。


初期の混乱期の市民パニック、政府の混乱は各種インフラに多大なダメージを与えただけでなく、少なくない人的被害を抑えることも難しかった。

ダンジョンの発生に伴う地形の変化によるインフラの壊滅、巻き込まれて行方不明になる人々。


俺が巻き込まれたのもその時、高校を卒業して会社の寮に挨拶に行くために電車から降りた直後だった。

今思うと懐かしい、若さ故の謎の自信に満ち溢れてた俺は、気付けば暗闇の中を自由落下していたっけな。


そこからは怒涛だった。

落下した先はでかい鳥の巣、そこにいたでかい鳥の雛を下敷きにして俺は体を痛めながらも、運よく生きて着地することができた。

全身返り血で真っ赤だったが・・・。

そのことに気付くと同時に聞こえた声。

『大量の経験値によりレベルが257上がりました。位のレベル上限になったので生き物としての位が2上がりました。最初の討伐者の・・・』

最初はパニックで何を言われたか分からなかったが、帰還の途中何回か聞いて意味を理解した。


まるでゲームだ、ダンジョンはその中の生物を倒すと経験値を得てレベルが上がる、当時位は何か分からなかったが、その声の後体がまるで別物の様に感じ、着地の際の体の痛みもなくなっていた。


親鳥が賢くなかったのも運がよかった。

どうやら俺を雛と勘違いしたようで、瀕死の謎の生き物を巣に落としていくのだ。


俺は雛鳥の爪や嘴を剥いで武器にし、その生き物にとどめを刺して経験値を得てレベルを上げた。

ここでのコツは、とどめを刺す前に謎の生き物の血肉で喉の渇きと飢えを凌いでから止めを刺すこと、レベルアップは腹痛にも効くのである。(二敗)

初めまして、作者のコネコ〇です。

当作をお読みいただきありがとうございます。

初執筆、初作品になりますので、拙い部分がたくさんあるかと思われますが、何卒ご容赦の程をお願いします。

私は批評、批判も喜んで取り込んで糧にしたいと思ってますので、お気付きのことがありましたら、お気軽にコメント書き込んでください!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ