登場人物〜第2章【南部海岸地帯・魔導の森】
登場人物
湯垣 暮直
≫誕生日:不明
≫口癖:ヨホホホホ。『…うざ(土師)』
≫戦闘スタイル:御手杵、発勁、奇術です。『真面目に戦え(富山)』
≫趣味:喧嘩を煽る事ですかね。『ホントに止めて!(鬼崎)』
≫今言いたい事:鬼崎さんが心配ですね。『ならもう少し自重しようよ(海藤)』
能面で常に顔を隠しているため誰1人として本当の素顔を知らない不思議な人物。ネスティアント帝国に召喚された勇者の1人で、富山班の生命線を担う。性格は頭のネジが壊れている。器用貧乏で、たいていの事は人並みにこなせる。傍迷惑な存在の筆頭格であるものの、仲間の命を最優先として、周囲へのフォローを常に心がけてくれる存在でもある。頭のネジが折れていなければ人柄は信頼されているものの、過去はほとんど語らず素顔は絶対に見せないなど秘密が多くあり、どうにも心の底から信頼しあう仲という者には疎い様子。治癒師の役割を義務として受け止めている姿勢が見られる。
鬼崎 遥
≫誕生日:6月28日
≫精神年齢:実年齢と大差ないと思うけど。『いや、結構大人びているぞ(北郷)』
≫戦闘スタイル:剣と魔法よ。『頼りにしてるぜ(富山)』
≫趣味:料理を–––––『却下却下却下!(富山班5名一同並びにネスティアント帝国の皆さん)』
≫今言いたい事:美味しいのに…。『カクカク生贄決定(土師)』
富山班の常識人。羨望の眼差しを集めやすい長身と理想的なモデル体型の持ち主。ネスティアント帝国に召喚された勇者の1人で、富山班の頼れるお姉さんです。外見も内面も完璧、料理が超絶まずいくせにやけに作りたがる点を除けば、完璧すぎる人なのだが、ぶちギレルと本当に怖いのでどうにも浮ついた話からは一線を引いてしまっている。苦労性で、愚痴をこぼしたり弱音を吐いたりする事もあるが、それはごく一部の相手にしか見せないとても芯の強い性格をしている。頼りになる事から、精神年齢が高いと誤解させる事もあるが、年相応の一面もちゃんと持っています。
富山 慧
≫身長:165cm,体重:50kg
≫好きな人:いるわけねえだろ、バカ!『うんうん、海藤くんだよね(鬼崎)』
≫戦闘スタイル:とにかくぶっ潰す。『…敵さん気の毒(土師)』
≫特技:喧嘩。『それは特技とは言わん(北郷)』
≫学力:今関係ねえだろ。『…頑張れ、アキちゃん(海藤)』
富山班のリーダーの不良少女。リーダーは名ばかりであり、一匹狼を自負しているので大抵単独行動を取るし、犯人達の行動にもほとんど口を出さない。右の耳に3つ、鼻に1つ、舌に1つ、左耳に1つピアスの穴が空いており、背中にタトューがあるし、指輪の代わりにメリケンサック常備しているし、酒は平然と飲むし、生徒指導の教師と過ごす時間の方が警察官である父親と過ごす時間よりも長いという、不良である。気に入らなければとにかく暴力に訴える性格なのだが、富山班の中では比較的良識派の部類に入る。正義感も強く、強者には何のためらいもなく噛み付くが弱者に対しては余程の下衆でもなければ手を上げない。あだ名は『ケイ』。
北郷 佳久
≫身長:182cm,体重:75kg
≫趣味:研鑽あるのみ。『…キモい(土師)』
≫今言いたい事:今なんと言った、貴様!『喧嘩はやめなさい!(鬼崎)』
≫役職:生徒会役員2年代表。『さすがだよな(村上)』
≫職種:武士だそうだ。『すごく頼りになるよ(海藤)』
富山班の参謀。ネスティアント帝国に召喚された勇者の1人で、クラス1番の堅物として有名。強い正義感とまっすぐ過ぎる性格に多少の難がある。土師とは同中だが、とにかく仲が悪い。ネスティアント帝国第一皇女であり次期皇帝のリーゼロッテと色々あって仲良くなっています。子爵領から呼ばれている様な感覚の正体をつきとめるために、アンネローゼに案内を頼み、デートか調査かよくわからない様な旅に出発する。
海藤 和臣
≫誕生日:3月9日
≫好きな植物:竹だね。『渋いですな(湯垣)』
≫特技:そんなの無いよ…。『いや、オマエ絵が上手いだろ(富山)』
≫印象:『自己評価が低すぎる(北郷)』『目が離せねえ(富山)』『根暗だけど良い人(土師)』『勇敢だが無茶が過ぎる一面もある(アリアン)』
≫今言いたい事:いや、僕はそんな人間じゃ無いから…。『もう少し明るいくらいがいいと思うよ(鬼崎)』
ネガティヴ思考の強い主人公らしくない主人公気質に溢れるクラスメイト。異世界に召喚された勇者達の1人、2年Cクラス所属、ネスティアント帝国に召喚される。極端に自己評価が低くネガティヴな方向に解釈しがちで、たまに引きこもりになったりもする根暗な性格だが、反面、自身の大切な存在が傷つけられそうになったりした際などは負担の根暗とはかけ離れた無謀ともとれる行動性を示して見せる。勇者補正により、その暴走気質がさらに周囲に被害をもたらす(無意識)結果となりつつある。富山班の中では諌め役に回ることが多いが、気が弱いのでその役目を果たすことが全くできない。
土師 若菜
≫身長:148cm,体重:38kg
≫特技:怠ける事。『働け!(北郷)』
≫今言いたい事:カクカクうざし。『始まりますな〜(湯垣)』
≫印象:『怠け者(富山)』『北郷くんとの喧嘩はやめて(鬼崎)』『僕なんかよりずっと活躍しているすごい人だよ(海藤)』『大抵おやすみになられている方です(セバスチャン)』
≫視力:両目ともにA『眼鏡不要とは、な(物部)』
とにかく人生そのものに対して怠けているとさえ言える怠惰な性格をしたクラスメイトの1人。勇者召喚によりネスティアント帝国に召喚された。職種は狙撃手という怠ける事が大好きな土師にとって最高とも言える職種となっている。積極的な行動はしないくせに、暴れてもたらす被害は富山班の中でも北郷と並んでトップクラスという問題児。貧乳がコンプレックスで、猿か貧乳に類するワードを言うと怒る。そして暴れる。ただし、北郷以外にこのワードを言われても機嫌がよかったり怠けたい時だったりすれば聞き流す事が多い。北郷と離れていれば、土師はグータラなだけで被害を出すことはほとんどないのである。
2年Cクラス
村上 定将
ネスティアント帝国に召喚されたもう1つのグループのリーダーを務める。あらゆる艦艇を創造し使役する『提督』の職種を持つ。過去に北郷に助けてもらった過去がある。
江山 霖
ネスティアント帝国の北に存在する大国であるジカートヒリッツ社会主義共和国連邦に召喚された勇者の1人。職種は『武士』。
六人部 箕梨
江山とともにジカートヒリッツ社会主義共和国連邦に召喚された勇者の1人。職種は『偵察兵』。
ネスティアント帝国
リーゼロッテ・ヴァン・ネスティアント
ネスティアント帝国第一皇女にして、ネスティアント帝国の次期皇帝。帝国を魔族の脅威から守ってもらうために異世界から勇者を召喚した。潔白で正義感の強い清すぎる皇族であるが、多くの有能な家臣たちに支えられており、それを自覚していることから国と臣民を深く愛している。北郷に惚れており、以来残念な面ができてきている。
アンネローゼ
ネスティアント帝国に仕える近衛の軍人。双子騎士の前任でリズ皇女の護衛を務めていた。北郷に惚れており、北郷が絡み出すと皇女以上に残念な娘と化してしまう。戦士としての技量はかなり高い。
ティルビッツ
ネスティアント帝国近衛大隊『ヴァリアント』の中隊長。煽り魔の湯垣の事を信頼するなんとも変わった人その1。
エリザベート
ネスティアント帝国近衛大隊『イラストリアス』の中隊長。迷惑人の湯垣の事を信頼するなんとも変わった人その2。
エレオノーラ・フォン・ルーデンドルフ
ネスティアント帝国海軍少将。全身甲冑姿。
アルブレヒト
ネスティアント帝国財務大臣。
ジカートヒリッツ社会主義共和国連邦
ウリヤノフ
赤旗国家の律法における最高権力者たる社会党総裁の地位にあった男性。
魔族皇国
アルデバラン
皇国79元帥の一人。与える支援魔法である付与魔法と、奪う支援魔法である搾取魔法と、魔族ではもって当たり前な強化魔法しか扱わないが、それを使いこなすことで戦闘においては魔族の中でも最強の一角を占めるほどの強さを誇るに至る。牛の魔族アウズフムラの亜種。
フォーマルハウト
魔族皇国79元帥の一人。魔力消費による燃費の悪さと一撃に込める火力は魔族皇国軍の中においても随一を誇る、超巨大アノマロカリスの魔族。アノマロカリス携帯の際はとんでもない大きさとなり、その巨体は島と見間違うほど。語尾がおかしいが、そんなこと気にならないほどの強さと、最も若い元帥であることから人族を畜生ではなく脅威としてみている他の魔族には見られない柔軟な思考を持っている。
ポルックス
魔族皇国79元帥の一人。自律ゴーレムの派生系であり、生命の想像とは全く別の機構としての完成系を目指した末に出来た、最上のゴーレム。外見はほぼロボットで、口調も片言。感情と呼べるものがおよそ存在せず、勇者であっても適性プログラムに組まれていなければ攻撃しない。何よりも主人である皇主の命令と生命を優先する。
神国
ティアレナ
天族の中でも上位階級にあたる智天使の1人。魔族皇国79元帥には劣るものの、個の戦力としてはその傘下である師軍司令をも上回る。実力もさる事ながら、その外見もまた絶世の美女だが、スピリタスを飲むと酔うなど残念な面が多数ある。
異世界の侵食者
ユェクピモ
魔導の森を支配するヨブトリカの伝承に伝わる異世界の侵食者。またの名をベフーグュリ。世界の一部を切り取り己の支配する魔導の森に変える邪法と、心臓を破壊する赤い呪怨の邪法を駆使する。外では無害、内では無敵という存在だが、その本質は世界の支援を受けた無限の回復と絶対に相手を殺せる赤い呪怨の邪法にあり、心臓を壊されても復活する蘇生魔法を扱えるとともに、世界から一時的に隔絶できる防護魔法を駆使できた湯垣とは相性が悪く、敗北した。
アンテョラミィ
別名、死神。またの名をハルガテリオン・デスルーラム。ハデスと呼ばれることもある。ヨブトリカにおける死を意味する『デス』の語源にもなっている。異世界の侵食者だが、その存在は冥界の番人であり、厳密には世界に敵対する者ではない。
々¢⊿#⌘‰〒
認識を許されない異世界の侵食者。祭壇に本体を封印されており、その神殿には無敵であるユェクピモなどの侵食者でも一部の限られたものしか足を踏み入れることができない。ゼフターに敗北するも滅びることはなく、暗い神殿で自身にかけられた封印を解く力を手に入れるために神殿の封印を解こうと試みている。




