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トリニティノート

立花(たちばな)　冴香(さえか)、歌音(かのん)　優奈(ゆうな)、真都(まと)　千紗(ちさ)の三人によって組成された新人アイドルユニット。

2年前に発売されたデビューシングル「愛の掛け橋(ラブ・ブリッジ)」が発売週間にて10万枚以上の売り上げを遂げ、早くも注目の的となった。

三人も人気維持のため、バラエティ、サイン会、ドラマなど、困難を乗り切って様々な仕事をこなしていく。

そして去年では、ようやくライブでの公演が決まったものの、その直後に突然プロデューサーは「役作りを勉強するためにヘブンインヘル私立学校に入学してほしい」と言い出した。

真相を知らないままで転学した三人だったが、現在は学校から脱出できないことを知り、ライブが開催できないのではないかと焦りが募っている。

菜摘はこのユニットの大ファンで、新歓パーティでのミニライブによる三人の活躍を見て我を忘れていた。