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千里の一本槍(せんりのいっぽんやり)
千里の一本槍(せんりのいっぽんやり)
秀和がサバイバルバトルにて覚醒した特異資質。
空中にスパークを浮かべ、それを勢いよくぶつけると稲妻の槍が放つ。
このバトルのボスである法島 女好が作り出した無数の分身をも貫くほどの凄まじい貫通力を持つ。
恋蛇団のリーダーである加御栖 土具魔もこの能力について「威力、速さ、射程は申し分がない」と高く評価したが、肝心な範囲は直線しか及ばないため、早くもその弱点が見破られた。
これを痛感した秀和は、俊介と壊時との模擬戦で持ち前のセンスで一気に新しい派生を3つも生み出し、何とかこの特異資質の弱点を克服することができた。
その3つの派生は、
扇子形に広がる多数の玉・射、
任意に追尾するミサイル・襲、
及びパンチの素振りで電気を帯びた弾を連射する霊魂気砲である。
いずれも槍とは思えない飛び道具であり、
その技の内容と名前との食い違いで壊時に突っ込まれたが、
秀和が「敵を欺あざむくのも、生き残るための術」という理由で返した。