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国の制度

「ケンさん、私のこと好きですよね」

「……ああ」

「素直ですね」

「ケイに嘘ついても無駄だろ」

「諦めていいんですか?」

「駆け落ちでもするか? 二人とも牢屋行きだ」

「でも……」

「親は無実で捕まった。証拠は全部でっちあげだ」

「私は、ケンさんのこと好きですよ」

「なんでだよ」

「読心に長けていると、内面の良いところが先に見えるんです。惚れやすい体質なんですよ」

「この前、見合いだったろ」

「そうですけど」

「なら無理だな。俺も依頼が終われば暗殺の家系と見合いだ」

「……」

「泣くなよ」

「泣いてません」

「拾ってくれたのは感謝してる。あのとき、俺を選んでくれただろ。ありがとう」

「自由恋愛もできないなんて……」

「この国はクソだ」

「……」

「だが、そのクソ制度で共産主義が回ってる。適性のない奴らも飢えずに済んでる」

「逃げましょう。他の国なら――」

「一族の最高傑作が何言ってる。無理に決まってる」

「……ごめんなさい」

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