プロローグ
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「これより報告会を始めたいと思います」
俺の真横に立っている銀髪の吸血鬼、サーレ(別名:魔王の左腕)が会の開始を宣言した。相変わらず今日も美人だ。整った顔立ちに大きい胸。透き通るような声に妖艶な雰囲気。どこをとっても完璧なこの人が僕の恋人なのだから俺をいじめていたクラスメイト達は大層驚くことだろう。
「第一軍団長ボレアス。特に異常はないかと。戦力は大方整ってきております」
魔王軍第一軍団長ボレアス(別名:暗黒騎士)は椅子から立ち上がりながらそう宣言した。全身を紫色の鎧で固めており、彼が実はアンデットであることを知るものは少ない。
「第二軍団長セラルカ。異常ありません。こちらも戦力的には申し分ないかと」
魔王軍第二軍団長セラルカ(別名:氷鬼)も立ち上がり、そう宣言した。ツンデレ体質で俺の事になるとなぜか頬を赤らめるよくわからん人だ。ちなみに怒らせると全身氷漬けにさせられる。まあ俺には効かないんだが。
「第三軍団長ルックも何も問題ないよー」
魔王軍第三軍団長ルック(別名:死神)は立ち上がらずに気楽にそう答えた。一見不遜な態度に見えるが実は彼なりに魔王には忠誠を尽くしているのだ。なので誰も文句は言わない。
「第四軍団長ミネルバ。こちらも異常ございません。いつでも出陣可能です」
魔王軍第四軍団長ミネルバ(別名:謀略の魔女)は椅子から立ち上がり、そう答えた。一見冷静沈着に見えるが厨二病でもある彼女は、女の子慣れしていない俺をよくからかってくる。ちなみにサーレも振り回されているのでかなり厄介だ。
「第五軍団長ミキ。異常ありませんです」
魔王軍第五軍団長ミキ(別名:小さな悪魔)は元々立っているが、ぎりぎり円状の机から頭がでているくらいでよく顔が見えない。しかし彼女は見た目よりも何倍も恐ろしい悪魔なのだ。そうとは見えないとても愛らしい見た目をしている。俺がロリコンだったら一発KOだっただろう。
「第六軍団長シュトルゲン。異常はない」
魔王軍第六軍団長シュトルゲン(別名:殺戮者)は重厚な扉の横で一人佇みながらそう宣言した。彼は魔王軍軍団長最強の座を欲しいままにしている。別名もそれに見合ったことをしてきたということだ。
「一応俺からも言っとくか。ケルト。異常なしだぜ?」
茶髪のチャラそうな男はケルト(別名:魔王の右手)は俺の後ろの壁にもたれかかりながらそう答えた。彼は俺が最も信頼する部下であり、仲間だ。そして、魔王軍幹部最強の男でもある。
「愚かな人間族プレイヤーだな。この俺がいるのに攻めてこようとは。現実というものを思い知らせてくれる!」
そうしてこの俺。天下一品のブサイクで冴えない男。魔王イングスト(別名:混沌の支配者)は八人の幹部と共にいまから人間族と戦争をすることになった。
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