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徒然な詩集  作者: 加部宮
5/20

零時

針回り

真上を示す一直線

親子の矢印重なって

ひとつの数字を示し出す

ぐるっと回る文字盤上

一番上には十二の字

だけどそれを零と呼ぶ

そんな時もあるみたい

結局いったいどっちなの

どっちも一番端だけど

大きい小さいあるでしょう

何もないのに一番大きい

何もないのに一番高い

零と十二は同じこと

大きい小さい同じこと

比べる必要なかったね

どっちも一番どっちも同じ

比べたって仕方ない

零と十二が同じなら

だれと比べたって仕方ない

数にはみんな仕事がある

みんな大きくみんな小さい

でもでも結局みんな同じ

それを知らない比べたがりは

きっと零と十二も分からない

これ書いてたの、午前三時。でもでも結局零時でしょ?

零と十二が同じなら

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